本紙推計による石油元売会社の12月中旬(20日現在)の販売動向によると、ガソリンは前年同期比101%と前年を上回っている。推定販売量は、277万4千klとみられる。
12月中旬のガソリン販売は、全国的に新型コロナウイルスの新規感染者が減少する中で人流が拡大しており、ガソリン需要も押し上げられた。コロナ禍では近距離の移動が増える傾向にあると言われるが、12月は週末の天気が比較的安定し、マイカーで近場の観光地にでかける人が多かったものとみられる。
自動車の燃費改善など構造的な需要減退ペースは年2~3%といわれるが、前々年比では98.0%となるため、瞬間的には好調だったとみることもできる。
※日刊「石油通信」本年は12月28日付をもって納刊となります。新年は1月5日付より発刊致します。
来年も宜しくお願い申し上げます。
石油通信社
12月中旬のガソリン販売は、全国的に新型コロナウイルスの新規感染者が減少する中で人流が拡大しており、ガソリン需要も押し上げられた。コロナ禍では近距離の移動が増える傾向にあると言われるが、12月は週末の天気が比較的安定し、マイカーで近場の観光地にでかける人が多かったものとみられる。
自動車の燃費改善など構造的な需要減退ペースは年2~3%といわれるが、前々年比では98.0%となるため、瞬間的には好調だったとみることもできる。
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