石油元売各社の12月第2週から1週間の仕切価格は、原油価格の急落などを受けて全油種・前週比▲6.5円と昨年4月末以来1年7ヵ月ぶりの大幅値下げとなった。当時は新型コロナウイルスの感染拡大初期にあたり、世界の石油需要が急激に減少する中でOPECプラスの協調減産交渉が決裂。需給バランスが崩壊したことで4月下旬にはWTIが史上初のマイナス価格を記録していた。
油価急落は新型コロナウイルスの新たな変異株(オミクロン株)の感染が世界に拡大していることによるものだが、感染力は強いものの、毒性が弱いとの見方もあり、足下の油価は反発している。
石油通信社
油価急落は新型コロナウイルスの新たな変異株(オミクロン株)の感染が世界に拡大していることによるものだが、感染力は強いものの、毒性が弱いとの見方もあり、足下の油価は反発している。
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