ガソリン95％、コロナで営業車の稼働減 ２月中旬販売動向、中間留分前年上回る

本紙推計による石油元売各社の2月中旬（20日現在）の販売動向によると、ガソリンは前年同期比94.5％と上旬時点に比べ失速した。オールジャパンの推定販売量は255万klとみられる。今年は前年に比べ稼働日が1日少ないため、マイカー需要がガソリン販売を下支えしているものとみられる。一方で10都府県に緊急事態宣言が発令される中、テレワークの拡大などで営業車両の稼働が落ちており、ガソリン販売を押し下げた可能性がある。

石油通信社