認知症の早期診断 介護並びに回復と予防のシステム

アルツハイマー型認知症は、廃用症候群に属する老化・廃用型の生活習慣病なので、発病を予防でき、早期治療により治せるのです

アルツハイマー型認知症の予防カレンダー(脳の転倒) C-02

2018-02-01 | 仕事とは無縁になる「第二の人生」をどう生きるか

   

  身体の転倒が呼び込むことになる脳の転倒!!

○ 今日の課題

雨降って、転ぶとボケが忍び寄る

  皆さんの周りで、日常的に、よく交わされていて、耳にする言葉ではありませんか。

お年寄りが、雨が降って滑りやすくなった軒先で、転んで、複雑骨折して、2~3ヶ月間程入院してしまい、寝ては食い、食っては寝る(眠る)だけのユッタリとした養生生活を続けていると、身体は元の状態に戻ってきているのに脳が転倒してしまい、ボケが始まってくることを示唆した、経験則に基づいた言葉なのです。

そのボケこそが、あの恐ろしいアルツハイマー型認知症のことなのです。

入院して養生していた僅か3ヶ月程の間に、アミロイドベータが急激に蓄積して、それにより生成した「老人斑」が神経細胞の大量死を招いた結果として、重度の「記憶障害」の症状に起因した「アルツハイマー型認知症」の症状が発現してきたとでも言うのですか(「アミロイドベータ」仮説が主張する発病のメカニズム)。

ところがそのお年寄りが退院して、骨折が治っているので、カラオケに熱中して、毎夜のようにカラオケバーに出没して、演歌にはまり、それも、超ド級のド演歌を歌いまくるようになったのです。そうした生活が来る日も来る日も繰り返されていく中で、なんと、「アルツハイマー型認知症」の症状が、私たちの区分でいう「小ボケ」の段階の症状が、忽然と消え失せてしまったのです(ちなみに、このお年寄り、『簡単な足し算や引き算、ひらかなつづりの、物語を音読すること等は、一切していなかった』ことを注意書きしておきます)。

その上、そこで知り合ったお友達と、安・近・短の国内旅行を楽しむようになって、旅行の楽しみを覚えて、台湾にまでお友達と、海外旅行に出かけるまでになって、趣味や遊びや交遊を楽しむ機会が増えて、かつては『何もすることがなくて有り余っていた時間』が、足りなくなるような生活が続くようになってくるという事象事実を、それらの「仮説」の類は、どのように説明出来るというのでしょうか。自分なりに熱中できて、『時間があっという間に経って』しまう「趣味」を見つけて、その趣味を通じてのお友達との密な「交遊」が出来るようになり、親しくなったお友達と毎日のようにカラオケを歌っては、時には、旅行にも出かける生活をエンジョイしている日々の生活という脳の使い方としての「生活習慣」が構築され継続していることにより、居眠りし始めていた『前頭葉』が目を醒まし、更には、生き生きと働くようになったことが、「アルツハイマー型認知症」を発病していたそのお年寄りの症状(最初の段階である「小ボケ」の段階の症状)が消えた(認知症の症状が治った)真の原因だということに、認知症の専門家達は何時になったら気づいてくれるのでしょうか。『「アルツハイマー型認知症」は、「第二の人生」を送っている60歳を超える年齢の「高齢者」だけを対象として、且つ、ナイナイ尽くしの単調な「生活習慣」の継続により発病する病気』、『脳の使い方としての「生活習慣」に起因して発病し、症状の重症化が進行していく』ことになる病気、簡潔に表現すれば、『本態廃用症候群に属する生活習慣病老化廃用型の「生活習慣病」に過ぎない』のです。

このケースで説明すると、発病の経過はこうなのです。この人元々高齢者なので、加齢による脳の老化が進行していた(私たちが規定する発病の「第一の要件」である「正常老化」の進行)。転倒する前も、日々の暮らし方(脳の使い方としての「生活習慣」)は不活発で、趣味や遊びを楽しむタイプではなく、人づきあいも少ない人だった。それが、転倒による複雑骨折と更には入院をキッカケにして、何事に対しても更に意欲を落としてしまい、加えて、入院後の生活も(友達がいない為に訪ねてきてくれる人もなく)、寝ては食い、食っては寝る[眠る]だけのナイナイ尽くしの単調な生活の繰り返しだった。結果、廃用性の加速度的で異常な機能低下の進行により(私たちが規定する発病の「第二の要件」の充足)、「アルツハイマー型認知症」の発病となったのです(「小ボケ」の段階)。なお、ナイナイ尽くしの単調な生活習慣の開始と発病までの期間は、通常であれば半年間なのですが、それ以前の生活習慣及び発病時の年齢とにより、それよりも早いこともあれば、少し遅いこともあります。

   

あなたへの提言

第二の人生」を送っていて、60歳を超える年齢の「高齢者」であるあなた。

 仕事に追い立てられていた第一の人生とは様変わり、

 仕事」とは無縁の日々となる「第二の人生」では、何かに

  追い立てられる気持ちになることもないでしょう。言わば、

 毎日が、小春日和。ついつい、居眠りをしたくもなるでしょう。

 そんなあなたに、今日は、『大事な提案』をしてみたいのです。

 権威がどうのこうのと言わないで、先ずは、聞いてみて下さい。

    

 セルフケアにも重大な支障が出てきて、日常の生活面での「介護」が不可欠となるお年寄り、「アルツハイマー型認知症」の末期の段階の症状(私たちの区分で言う「大ボケ」の段階の症状)が発現してきているとされるお年寄りの数が、我が国では500万人を超えているとされて、米国では1000万人を超えているそうなのです。

権威がある人や機関は、『「アルツハイマー型認知症」は発病の原因(メカニズム/機序)が分からないし、症状を治すことが出来ないし、発病自体を予防する方法もない』と主張しているのです。彼等には権威が有り、情報の発信力が有るので、『その主張内容に重大な誤りがある』にも拘わらず、我が国の隅々にまで浸透しているのです。誰もが、そのことを信じて居て、微塵も疑うことをしないのです。発病という事態をただ恐れるだけで、思いつく対策と言ったら、『発病して介護が必要な状態になった時に備えて、消費行動を抑制し、貯蓄に励む』だけなのです。「高齢化率」が30%近くに達している我が国では、4000万人近い「お年寄り」が生きている訳なので、『消費に与える悪影響は極めて大きい』のです。安倍政権がどんなに頑張っても、消費者物価指数が、なかなか、期待値に達してはくれないのです。

その一方では、発病の原因について、アミロイドベータ説や(我が国だけでなくて、世界的に通説の地位にある)、タウタンパク説や、脳の萎縮説などの「仮説」(発病との間の因果関係が立証されていない為に仮説と呼ばれている)が提唱され、横行してもいるのです。これらの仮説は、提唱されてから数十年が経過しているというのに、未だに、仮説でしかないのです。立証の方法が難しいのではなくて、実は、それらの仮説が発病を惹き起こす原因としている内容と発病との間に因果関係自体が存在していないからなのです

   

)治療薬の開発および投薬に関わる不条理

 ご存知のように、「アルツハイマー型認知症」の治療薬として4種類の薬が製造されていて、医療現場で医師により処方され使用されているのが現状なのです。患者に寄り添い、症状の変化をつぶさに観察している心ある医師は、副作用に心を痛めつつ、効能を確認できないとして処方を止めていくのです(目標とされている売り上げを達成できない不利益が、我が身に降りかかろうとも)。心無い医師は、副作用を気にしつつも、売り上げと言う我が身の利益の為に、効能を確認できないことを知りながら、処方を続けるのです。

そもそも、当の製薬会社自身が、『販売している当該の薬は、症状を改善させる効能を有してはいない』としているのです。『治療の効能(症状を改善すること)は期待出来ないが、ケースにより、半年から1年程、症状の進行を遅らせることが期待できる』としているものなのです。ところが、「アルツハイマー型認知症」の症状について、発現してくる「アルツハイマー型認知症」の態様は極めて複雑であり、発現してくる各種の個別の症状に発現する厳格な順番がある訳ではないのです。「脳のリハビリ」により回復させることが出来るか否か及びその可能性の程度により三段階に区分が出来るだけであって(私たち独自の区分である「小ボケ」、「中ボケ」及び「大ボケ」の三段階)、『半年から1年程、症状の進行が遅れる』ということ自体が、眉唾物なのです。そもそも、私たちのように「三段階」に区分する学者自体が居なくて、専門家や専門機関はというと、『末期の段階の症状を核とした、雑多な症状を羅列』しているだけなのです。症状の内容が変化するのではなくて、症状の程度の進行が遅れると解釈しても、やはり、それは眉唾物と言うしかないのです。加えて言うと、当の本人が飲んだ場合と飲まなかった場合とを直接比較することは不可能なのであり、当該薬の効能に関する因果関係の蒐集データ自体がずさんと言うしかないのです。

私たちは、『販売されている薬は全て「アルツハイマー型認知症」の症状を改善させたり、或いは、症状の進行を遅らせる効能は有していない』と確信しているのです。激しく症状が発露する患者に対しては抑制型を、意欲も気力も沈み込んでしまう患者には興奮型(そうした意味での効能は有しているので)を投与しているだけであるのに、且つその限度での効能しか見られていないのにも拘わらず、医師自身が、症状の改善効果があったと誤解しているだけのことなのです。医師自身が、『「アルツハイマー型認知症」の発病のメカニズム、症状の重症化が進行するメカニズムを知らないだけでなくて、そもそも「アルツハイマー型認知症」の様々な症状自体についてよく分かっていない』ということなのです。

アミロイドベータ説の考えに立脚した「治療薬」の開発は、開発に挑戦した国内外の製薬会社の全てが、失敗に終わっているのです。アミロイドベータの蓄積(老人斑の生成)が「アルツハイマー型認知症」を発病させる原因ではないからなのです真の原因は、キッカケを契機に開始されたナイナイ尽くしの単調な「生活習慣」の継続に起因した、「前頭葉」を含む脳全体の廃用性の加速度的で異常な機能低下なのです。廃用症候群に属する「生活習慣病」が本態である「アルツハイマー型認知症」の場合は、症状を改善させたり、症状の進行を遅らせたり、更には、発病自体を予防する効能を有する薬が開発されることは、未来永劫、絶対に有り得ない事なのです。アミロイドベータ説を主張し続けていて、我が国での牙城である東大、京大及び理化学研究所の反論を聞きたいと願うのです。できれば、公開討論をと願うのです。私たちが独自に開発した精緻な神経心理機能テストである「二段階方式」の手技の活用をして集積した『生きた人間の「前頭葉」を含む脳全体の機能レベルの判定を対象としていて、且つ、14689例に上る人数の「脳機能データ」の解析結果』が示す客観的な指標である『「アルツハイマー型認知症」の場合には、私たち人間だけに特有な世界である意識的な世界を構築し、統括し、支配し、コントロールしている「前頭葉」を含む脳全体の機能について、衰えて行く厳格な順番が有り、「MMSE下位項目の項目困難度」と私たちが呼称する、客観的な指標が存在する』その事象事実を、「仮説」に過ぎないアミロイドベータ説に基づいて、どのように説明し、反論するのかを聞いてみたいのです。

          

様々な種類が数有る認知症全体の90%以上を占めていて、認知症の専門家や専門機関から『発病の原因やメカニズムが分からないし、治すことも予防することも出来ないタイプの認知症である』とされている「アルツハイマー型認知症」の発病を左右する決定的な要因は、アミロイドベータの蓄積による老人斑の生成でも、タウタンパクの蓄積による神経原線維変化の出現でもなくて、脳の萎縮でもないのです。その発病を左右する決定的な要因は、「第二の人生」における脳の使い方としての「生活習慣」なのです。「アルツハイマー型認知症」は、老化廃用型の生活習慣病に過ぎないのであり、「アルツハイマー型認知症」こそが早期診断により治せるし、発病自体を予防できるタイプの認知症なのです。

キッカケを契機に開始され継続される日々の暮らし方(脳の使い方としての「生活習慣」)、生き甲斐なく、趣味なく、交遊なく、運動もせず、目標となるものもない、ナイナイ尽くしの単調な「生活習慣」が日々繰り返されていると、「前頭葉」を含む脳全体の機能が廃用性の機能低下を進行させていくこととなり(使われる機会が極端に少ないことにより廃用性の機能低下が進行するもの)、「加齢」による脳の老化としての機能低下という要因に加えて、廃用性の機能低下が加重されることにより、両要因の同時存在による「相乗効果」の結果として、廃用性の加速度的で異常な機能低下が進行していくこととなるのです。その先に、「アルツハイマー型認知症」の症状の発現(「脳のリハビリ」により回復させることが容易な「小ボケ」)が待っているのです。更には、症状の重症化(「脳のリハビリ」により回復させることが未だ可能な「中ボケ」、最後は、末期の段階であり、最早回復させることが困難となる「大ボケ」)が進行していくことになるのです。

 ここに私が挙げた要因こそが、「アルツハイマー型認知症」の発現及び症状重症化の要因(真の犯人)なのです。認知症の専門家とか言いながら、「アルツハイマー型認知症」の症状が「三段階」に区分されることさえも知らないでいるのです。

米国精神医学会が策定した診断基準である『DSM-4』の規定の重大な誤りにも気づかないで居て、微塵も疑うことなく、むしろそれを信望しているのです。東大、京大、理化学研究所という権威ある機関の主張とは言っても、彼ら自身が、仮説に過ぎないDSM-4』の規定に立脚した更なる仮説を主張して居るという有様なのです(『仮説の上に仮説と言う有様であり、『屋上屋』を架しているだけの主張』)。DSM-4』の規定の「第一の要件」で確認が要求されている「記憶の障害」が発病の原因だと誤解して(外観から見ての単なる憶測であり、客観的な根拠データが提示されていない)、末期の段階の更に後半の極めて「重度の症状」が確認されていた「お年寄り」の死後の「解剖所見」に見られる特徴に着目しただけの主張である、アミロイドベータ説(老人斑に着目)、タウ蛋白説(神経原線維変化に着目)、或いは、萎縮説(脳の萎縮に着目)等の「仮説」を(根拠を立証することが出来ないままに)権威だけを笠に着て、何十年も主張し続けているのです。

おまけに、「第二の要件」で確認が要求されている失語、失認、失行の症状が、末期の段階の更に後半になって初めて出てくる極めて重度の症状であることさえも知らないで居て(30点が満点のMMSEの得点が一桁にならないと発現してこない極めて重度の症状であり、廃用性の機能低下により、このレベルにまで、「前頭葉」を含む脳全体の機能が衰えてくると、昼夜の区別さえつかなくなってしまうのです)、重大な誤りであるその主張内容を発信し続けているのです。事のついでに指摘しておくと、「MMSEの下位項目」の一つである「時の見当識」は(「アルツハイマー型認知症」を発病している患者の場合は)、日、年、月、季節、昼夜の順番に、必ずこの順番に衰えて行く(出来なくなっていく)のです。その理由は、「アルツハイマー型認知症」が廃用症候群に属する「生活習慣病」であるからなのであり、廃用性の機能低下が進行していく場合には、必ず、『より高度なものから順番に機能が衰えて行く』という厳密な機序が存在しているからなのです(14689例にも及ぶ「アルツハイマー型認知症」」の症例解析に基づいた「MMSE下位項目の項目困難度」と私たちが呼称する「脳機能データ」が根拠となっているのです)。

)私たちが意識的に何かのテーマを発想し、実行に移そうとする世界、私たち人間だけに特有な世界である「意識」の世界は、「前頭葉」が創出し、構築し、統括し、支配し、管理し、コントロールしている世界であり、『意識』は、「前頭葉」の各種認知機能の中でも、最も重要な脳機能なのです。脳全体の司令塔の役割を担っていて、左脳、右脳及び運動の脳という三頭の馬が牽く三頭立ての馬車の「御者」である「前頭葉」が廃用性の加速度的で異常な機能低下を進行させていくことが直接の、且つ、唯一の原因で発病してくる病気、それが、「アルツハイマー型認知症」と言うタイプの認知症なのです。

『廃用性の機能低下』、キッカケを契機にして開始された脳の使い方としての「生活習慣」、生き甲斐なく、趣味なく、交遊なく、運動もせず、目標となるものも無い単調な日々の生活、暮らし方、言い換えると、ナイナイ尽くしの単調な生活習慣の継続により、使われる機会が極端に少なくて出番が減ってしまった「前頭葉」が廃用性の機能低下を進行させていくその先に、「アルツハイマー型認知症」の発病及び症状の「重症化」の進行(「小ボケ」が最初の段階で、次いで、「中ボケ」の段階となり、最後に末期の段階である「大ボケ」の症状が発現してくる)が待っているということなのです。

 意識的な世界とか前頭葉の機能は人間だけに特有なものであり、私たちは、それに的を定めて研究を進めてきたのです。アミロイドベータ説の牙城である東大、京大及び理化学研究所は、マウス(アルツハイマーマウスを含む)が檻の中で餌を探して徘徊する行動に関わる「記憶の障害」(「DSM4」の規定がその第一要件で確認を要求しているもの)というテーマに的を定めて研究を進めてきているのです。マウスには意識的な世界は無いし、「前頭葉」という脳機能もないし、第一、『「記憶の障害」が、「アルツハイマー型認知症」の様々な種類及び態様の症状が発現する基盤となっている』とする[DSM-4]の規定(米国精神医学会が策定した診断規定)自体が、重大な誤りなのですから。その既定の内容を疑うこともせずに、単に踏襲し、大前提に据えるなど、名門の権威が泣いていませんか。加えて、「失語や失認や失行の症状」(「DSM4」の規定がその第二要件で確認を要求しているもの)は、MMSEの得点が一桁になるまでに「前頭葉」を含む脳全体の機能が衰えてきて初めて発現が確認される極めて重度の症状なのです。末期の段階である「大ボケ」の段階の更に後半にならないと発現してこない症状なのです。極めて重度の症状の確認を待って初めて、「アルツハイマー型認知症」の症状だと診断する重大な誤りを犯していること、正しくは、『見つけるのが遅すぎるから、治らないだけ』なのです。性質本来から言うと、『「アルツハイマー型認知症」こそが、早期診断により治せるし、発病自体を予防することが出来るタイプの認知症、廃用症候群に属する単なる「生活習慣病」に過ぎない』のです。最初に社会生活面に支障が出てきて、次いで、家庭生活面に支障が出てきて、最後に、セルフケアにも支障が出てきて「介護」が不可欠となるという、「三段階の症状」の発現が特徴となるものなのです。いきなり、失語や失認や失行の症状が発現して来るわけではないのです。

   

  言葉だけでは、人を説得するのが難しい。早く、映像化をと願うのです。

 閑話休題

神代の昔から、それこそ、神武天皇の御代の昔から『信じる者は、救われる』と言うではないですか。私たちには、権威もないし、情報の発信力もないとはいえ、北海道から九州に至る、全国452の市町村での展開を指導してきた住民参加型の地域予防活動という、確たる実績があるのです。早期診断による回復も発病自体の予防も、脳の使い方としての「生活習慣」が決定的な要因であることを実証してきてもいるのです。私たちが、「アルツハイマー型認知症」の初期症状として類型化している症状に該当する項目が4項目以上確認できる父母を抱えている方達は、だまされたつもりで、「小ボケ」の段階からの回復に関わる私のブログを読んだ上で、トライしてみてください。対策をナニモ実行しないでこのまま放置していると、やがては「中ボケ」の段階の症状が出てくるようになり、その先には、「脳のリハビリ」により回復させることが困難となる「末期の段階」であり、私たちの区分でいう「大ボケ」の段階の症状が出てくるようになるのです。そこまで、「前頭葉」を含む脳全体の機能が廃用性の加速度的で異常な機能低下を進行させてしまうと、最早「介護」の途しか残されていなくて、『世にいう「介護離職」が現実の問題となってくる』のです(「三段階」に区分される「アルツハイマー型認知症」の症状の類型については、ここを「クリック」してください)/「小ボケ」からの回復の方法及び介護者側の留意点については、ここを「クリック」して下さい)。

大ボケ」の段階の症状が出て来たのでは、見つけても手遅れなのです。「小ボケ」、「中ボケ」までの段階、本当の意味での早期の段階で見つけることが出来れば、『脳のリハビリ」により治すことが出来る』のであり、更に言うと、家族介護の負担もそれほど大きくはなく、治すことが出来た場合の家族及び当の本人の喜びも極めて大きなものとなり、その場合には、「家族による介護」自体に大きな価値が生み出されても来るのです。廃用症候群に属する生活習慣病を本態とするアルツハイマー型認知症」こそが、早期診断による回復及び発病自体の予防を実現(期待)できるタイプの認知症なのです。その意味でも、末期の段階である「大ボケ」の段階の症状が発現してきているお年寄りの「家族による介護」は、絶対に制度化すべきではないと訴えたいのです。健全な超高齢化社会に在ってはならないことだと考えるのです。この問題について、政治家に任せるだけではなくて、国民全体の問題として、真剣に考えるべき時期に来ていると思うのです。

   

      

   下の段の写真は、次回に取り上げる『J-Garden』の庭の写真の一部です。今は冬の季節なので、庭に咲く花の種類が限られるのですが、春には様々な花が咲き誇る庭となるのです。

  本著作物「Cー02」に掲載され、記載され、表現された内容に係る著作権は、

(有)エイジングライフ研究所に帰属しています。

  エイジングライフ研究所のHP左の部分をクリックしてください)

  脳機能から見た認知症(具体例をベースとしたもう一つのブログです)

   

   

 

 

 

 

 

 

 

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