Peace Waveの平和な日々~行く雲、流れる水のように~

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見かけより実

2016年05月01日 | 格闘技・武道

 

   花拳繍腿


「かけんしゅうたい」と読む。

正式には「花拳繍腿好看無用」といい、はなやかな動きや見た目だけの技は武術には必要ない・・というイミだそう。

中国武術の世界で、見た目は派手で恰好よいが、中身(威力)がない技や動きを戒めた言葉。


ブルース・リーが言ったという言葉で

「私が恐れるのは1万通りの蹴りを1回ずつ練習した者ではない。たった1つの蹴りを1万回練習した者だ」

・・というのがあったが、まさしくである。


武術というのは、非常に現実的なものである。

実際に効果がある技なのか、効くのかどうか?・・という検証のもと体系化され、継承されてきた技術の体系である。


また一方で演武・・となると、いかにその武術を効果的に見せるか?・・という見た目に訴える派手さやパフォーマンスを追及する嫌いがあるので、ややもすると「花拳繍腿」という事態に陥りやすい。


しかし、”本物”の武術を目指そうとするなら、それだけではダメだというコトであろう。


肝に銘じておこう・・。

 


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