今日、日本がデンマークに3-1で勝利、W杯決勝トーナメント進出を決めた!
日本が海外で開催されたW杯での決勝トーナメント出場は初で、アジア勢では1番乗りで決勝トーナメント進出を決めた韓国と共に予選突破したのは2002年の日韓大会以来、2大会ぶりになる。
実は今日、6月25日は朝鮮戦争、あるいは韓国動乱と呼ばれる6.25動乱の開戦からちょうど60年を迎える日なのである。
1953年7月27日に”休戦”協定が締結されて以来、未だに”終戦”は迎えていないため、軍事的緊張状態が続いており、38度線は厳密には国境ではなく、”軍事境界線”であり、未だ北朝鮮は侵略の意思あり・・とゆー状態なのである。
この戦争は戦後間もない中、北朝鮮のバックについた中国・ソ連の共産主義陣営と、韓国側のアメリカ・連合国の自由主義陣営の代理戦争の様相を呈し、東西の軍事バランスを決定づける重要な戦いであったため、国連軍は史上最多の16カ国が動員された。
ソウルの支配が二転三転する激しい戦闘で、戦線が絶えず移動を続けたため、地上戦が数度に渡り行われた都市も多く、最終的な民間人の犠牲者の数は100万人とも200万人とも言われ、一説には全体で400万人~500万人の犠牲者が出た(!)という。
その内訳は北朝鮮側の死者250万人、韓国側は133万人で、そのほとんどが一般市民だったそうだ・・。
さらに行方不明者は100万人を超え、離散家族は1000万を超えるという・・。
戦争で、いつも犠牲になるのは武器をもたない無辜の民・・。
そうした朝鮮戦争の特需景気が、戦後日本の復興を支え、高度経済成長・・そして”経済大国”といわれる礎を築いたコトは、間違いのない事実である。
すなわち、お隣の韓半島で同じ民族同士、血で血を洗う犠牲があって、今の日本の繁栄があった・・とゆーコトであり、その事実を、我々日本人は忘れてはならないだろう。
ここ最近、韓国と北朝鮮では、核兵器開発や、先の韓国海軍哨戒艦沈没事件など、きな臭い緊張状態が続いていた。
「ソウルを火の海にするまで・・」と、これまでにない過激な表現で北朝鮮のマスコミが韓国を口撃していたコトもあり、たかがスピーカーくらいで・・とゆー思いにもなったが、逆にいえば、それだけ国際社会の中で孤立し、余裕がない状態なのだとゆーコトも感じさせる・・。
60年といえば、人間でいえば「還暦」―十干・十二支の干支の星回りが、ちょうど1巡する時であり、そーゆーイミでは、またいつ戦争状態に突入するかも分からない、危険な時なのかもしれない・・。
ケツに火がついたら、何をするかわからない・・。
W杯、北朝鮮は残念ながら予選敗退・・。
ウソかホントか、監督は炭鉱行き・・とゆー物騒な報道も聞こえてくる・・。
南北統一されれば、きっとW杯優勝も狙える強力なチームが誕生するのではないか・・?
戦争するより、仲良くサッカーしてた方がいーのにね・・。
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