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Peace Waveの平和な日々~行く雲、流れる水のように~

気が向いたら、ボチボチ更新しようかと・・。(笑)

マンホール・アート その3

2012年05月18日 | アート

以前にも紹介したマンホール・アート。

(カテゴリー/アート:「マンホール・アート」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/c96fc47c46c2e162b10a93ebf0e6d078

またまたちょっとネタがたまったのでご紹介。

 

今回は県外篇で、岡山県から。 

岡山といえば・・

 

桃太郎!

桃太郎を中心にイヌ、サル、キジの3匹のお供の姿も。

 

小さい水道局仕切弁にもディフォルメされた、かわいらしい桃太郎が。

 

さらに小さなものにまで。

しかし、正直、このサイズはもうマンホールとは言えんな・・。

 

消火栓は消防士の桃太郎。

 

これは博多だったかな?

歯車・・?

 

残念ながら、いずれも滞在時間も短く、カラーバージョーンは未発見。

あるんかなー・・?

 

広島県内のネタも少し増えたので、また次回・・。

 

 

 


荒木飛呂彦、「奥州平泉」をイラスト化!

2011年11月12日 | アート

先ごろ、世界遺産に登録された岩手県「平泉」文化遺産

その理念を胸に、岩手県が大震災・津波からの復興に取り組む決意などを盛り込んだ「東北復興平泉宣言」を発表!

県知事からの依頼を受け、その宣言のイメージイラストを描き下ろしたのが、「ジョジョの奇妙な冒険」でおなじみ、東北(宮城県仙台市)出身の荒木飛呂彦

(カテゴリ-/マンガ・アニメ:「ジョジョの奇妙な冒険」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/bdd844dcc67bf575dbb3d13bcea7d01a 

 


描かれたのは、中央に立ち姿の奥州藤原氏 初代・清衡公、 後方右側に乗馬姿の二代目・基衡公、 後方左側に頭部アップの三代目・秀衡公


そして、手前に中尊寺ハス、奥に中尊寺金色堂  

http://www.pref.iwate.jp/~sekaiisan/illust.html

 

そういや、先日、NHKの日曜美術館にもゲスト出演してたが、漫画家ながら芸術にも造詣が深く、幅広く活躍している荒木先生。

 

51歳とは思えない若さだったなぁ・・。

 

もしや、ホントに”波紋使い”・・?

 

今年、来年・・と、2年連続のアニバーサリー・イヤーの、さらなる活躍に期待!



 


マンホール・アート その2

2011年10月22日 | アート

以前にも紹介したマンホール・アート。

(カテゴリー/アート:「マンホール・アート」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/c96fc47c46c2e162b10a93ebf0e6d078

ちょっとネタがたまったのでご紹介。

 

最近、営業でよくまわってる広島県安芸郡海田町は、町花がヒマワリだそうで、町中いたるトコロにヒマワリがデザインされたマンホールが。

「雨水(うすい)」も「汚水(おすい)」も小さなマンホールも、ほとんどすべてがこのデザイン。

 

しかし、カラーのものが、まったく見当たらなかったのだが・・

  

ついに発見!

ちなみに海田町の住所は、海田町幸町海田町栄町・・と町名が重なってて、はじめて聞いた人は間違いじゃないのか?・・と思ってしまうだろう。

 

 

ちなみに、こんな消防車が描かれた消火栓も見つけた。

カラーのものも珍しいが、消防車が描かれてるなんて、オシャレ・・。

 

そーいえば、広島市内でも、こんなマンホールを見つけた。

これは、ホントに市内のド真ん中で見かけたもの。

  

ちなみにこれは、社員旅行で行った大阪で見つけたもの。

残念ながら、滞在時間も短く、カラーのものは見つけられなかった。

 

しかし、こちらをご覧あれ!

大阪城に桜をあしらった美しいデザイン。

 

やっぱり、踏まれて色も褪せてしまうのだろーが、淡いブルー、グリーン、ピンクの色使いが美しい。

 

水道栓も、こんな蛇口の絵がついたものも・・。

 

カラーの絵がついたものでなくても、こーゆー凝ったデザインのものもあるのね・・。

 


マンホール・アート

2011年08月10日 | アート

「マンホール・アート」といっても、多くの人が「何それ?」・・とゆー感じかもしれない。

以前に、このブログでも、ちらっと紹介したコトがあるが、要はマンホールの蓋に描かれた絵のコト。

 

これは折鶴の千羽鶴をデザインしたもの。

JR広島駅駅前大橋周辺でいくつか見られる。 

 

結構、全国をまわって、このマンホールの蓋に描かれた、それぞれ地域の特色ある、色鮮やかなデザインを写真に収めてはコレクションしてる・・とゆーマニアな人もいるようだ。

 http://www.eonet.ne.jp/~inouenotiti/manhole/manhole.htm

 

こちらはカープ坊やに赤いもみじをあしらったデザイン。

マツダスタジアムのまわりに、いくつか見られる。

(カテゴリー/広島のオススメ!:「新広島市民球場」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/1f070e8e531ac432c251c90e4aa2e2f4

 

 

 

これは横川の商店街で見つけた、平和都市・広島らしいハトのデザイン。

 

そして、最近、見つけたのがこれ!

もみじと鯉・・とゆー、これまた”ド”がつくほど直球の、広島らしいモチーフである。

 

やはり、赤いもみじが広島の定番とゆー感じだが、水面に浮かぶもみじと、水底に沈むもみじの間を錦鯉が泳ぐ・・とゆー意匠が、なんとも優美で粋である。

 

これは港の近い宇品で見かけたカモメのデザインのマンホール。

すべて広島市内で見つけたものだが、まだ他にもバリエーションがあるのかも・・。

宮島のある廿日市市や、軍港のある呉市などでも、また面白いものが見つかるかもしれない。

 

皆さんも、自分の町で探してみては・・?

 

 

 

 

 


十牛図

2011年08月02日 | アート

「十牛図」という禅宗の代表的画題がある。

「十牛禅図」ともいい、牧童が牛を探し、捕らえるまでを描いた十枚の画で、中国宋代の禅僧、廓庵(かくあん)によるものが有名。

牛は本来の自己や、仏教の悟りといった真理を象徴しており、人により、さまざまな解釈があるだろうが、一応、それぞれを解説すると・・

 

「尋牛」(じんぎゅう)・・牛を尋ねるコト。

悟りを得ようと探求の旅に出る姿を表す。

 

 

「見跡」(けんせき)・・牛の足跡を見つけるコト。

悟りの糸口を見つける。

足跡とは、経典や古人の公案の類をイミするとも・・。

 

「見牛」(けんぎゅう)・・牛の姿を垣間見るコト。

悟りが少しばかり見えた状態。

 

「得牛」(とくぎゅう)・・牛をつかまえるコト。

何とか悟りを得たものの、いまだ自分のものになっていない。

悟りを得たがゆえに、その悟り(真理)と自分(実体)との乖離状態に苦悶・葛藤する姿。

 

「牧牛」(ぼくぎゅう) ・・牛を手なづけるコト。

悟りを自分のものにするための修行を表す。

 

「騎牛帰家」(きぎゅうきか)・・牛の背に乗り家へ帰るコト。

ようやく、深い悟りを得る。

 

「忘牛存人(ぼうぎゅうぞんにん)・・牛のコトを忘れるコト。

悟りは自分の中にあるコトに気づく。

 

「人牛倶忘(にんぎゅうぐぼう) ・・すべてを忘れ、無に帰一するコト。

悟りを得た自分自身さえ忘れ去る。

悟りを得た修行者とて、特別な存在ではない。

 

「返本還源(へんぽんげんげん) ・・もとに帰るコト。

あるがままの自然の中に、悟りがあるコトを表す。

 

「入鄽垂手」(にってんすいしゅ)・・町へ出て、人を導くコト。

悟りを得た修行者が、童子から布袋の姿になっている。

「鄽」とは相当難しい字だが、「みせ」「たな」「やしき」という訓読みがあり、町のコト。

 

は、悟りを得るまでの過程を表し、「忘牛存人は悟りを得たコトさえ忘れる・・という境地。

「人牛倶忘は、悟りを忘れたコトさえ忘れる・・という「絶対の否定」の境地

「返本還源は、再び全世界を肯定する「絶対の肯定」の境地

この世の一切に悟り(真理)はある。

 

・・だったら、何も探求の旅に出なくともいいってもんだが、しあわせの”青い鳥”と同じで、「そこにあるコト」を、人は、いつしか見失ってしまう・・。

無論、求道の果てに辿り着いた境地と、単なる幼子の心情とでは、その深さが違ってくる。

 

いろいろ求めた末に、無駄なものを捨てていく・・人は、そうした過程を経ずしては、真に成長しえないのだろう。

 

哲学者の梅原猛によると、禅では特に、このの過程が重視されるという。http://www.katch.ne.jp/~hkenji/new_page_46.htm

 

そして、忘れてはならないのが、悟りの最終段階が「入鄽垂手」であるというコト!

あのお釈迦さまでさえ、悟った内容を世に伝えなければ、吝嗇(りんしょく=ケチ)の罪に問われたという・・。

悟りを得たなら、世に入り、 救いの手をのばす・・。

人と関わるコトのない、世捨て人のような人間が悟りを得たとて、何の役に立とうか・・? 

 

しかし、普通に考えて、相当、深く悟った・・と思われる時点で、10段階あるうちの、まだ6段階目である・・。

そう思うと、得意になって牛に乗ってる「騎牛帰家」の画も、なんだか物悲しく映る・・。

 

しかし、もちろん、その境地に至るコトさえ容易ではない・・。

 

人生の真理とは何か?・・と、探求の旅に出る入り口、「尋牛」の段階に立つ人さえ、そう多くはないのだから・・。

 

「朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」(『論語』)

 

 

 

 


明日の神話

2011年07月23日 | アート

 

JR渋谷駅と、京王井の頭線渋谷駅を結ぶ連絡通路にある、岡本太郎による『明日の神話』

米国の水爆実験で、第五福竜丸が被爆した際の水爆の炸裂の瞬間をモチーフに、核と人類をテーマに描かれた、縦5.5メートル、横30メートルという巨大壁画である。

 

力強い構図、インパクトのある色づかいが、いかにも岡本太郎らしい・・。

 

1967年にメキシコの企業家から依頼されたもので、翌年にメキシコ・シティーで開催されるオリンピックにむけて、建設が進められていた超高層ホテルのロビーに設置されるはずだったが、依頼者が倒産し、作品自体も行方不明に・・。

 

しかし、30年以上の歳月を経て、奇跡的に再発見され、2006年に再び公開された。

 

壁画のために制作した原画は5点まで確認されているそうだが、その中でも最初期に手がけられた1号原画と呼ばれる原画が、現在、広島市現代美術館で展示されている。

(カテゴリー/広島のオススメ!:「広島市現代美術館/比治山スカイウォーク」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/4128888d8d250b5466027f3ce880b18e

そのパンフレットによると・・

 

「画面中央には、原爆の白い閃光と炎に包まれ燃えさかる骸骨、空高く幾重にもたちのぼるキノコ雲」

  

「画面右下には、ビキニ環礁での水爆実験によって被爆した第五福竜丸とマグロが描かれています。」

 

「人類が経験した最大の惨劇ともいえる原水爆をテーマとしながら、惨状や苦しみを独自の表現で描くことによって、過去の惨劇に屈せず立ち上がり、明日へと神話を紡ぎだす人類の希望を表しているといえるでしょう。」 

 

―とあるように、悲惨な体験を乗り越え、再生する人々のたくましさを描いたとされる。

 

2008年、複数の自治体での誘致運動の結果、「より多くの人の目に触れる場所に・・」というコトで、東京に設置されるコトになったが、作品テーマからすれば、名乗りを上げていた広島だろう・・と、個人的には、非常に楽しみにしていたのだが・・。

 

その今日的なイミ・・とゆーコトでは、震災や原発事故を経験した東日本にあるコトは、あるイミ、最もふさわしいのかもしれない。

 

行方不明だったこの作品が、このタイミングで再び日の目をの見るようになったコトも、今の日本のために用意されていたかのようでもある。

  

そういえば、この作品、ある芸術家集団が、福島原発を思わせる落書きのベニヤ板を付け加えたコトでも話題になった。

この芸術家集団、広島でも「ピカッ」という空中文字を描いて物議をかもした。

 

芸術家として、表現手段に工夫を凝らすのは当然だろう。

そこには余人の計り知れない深遠なテーマがあるのかもしれない。 

・・が、なぜか、単に名を売って、目立ちたいだけのプロモーション的な活動に思えてしまう・・。

 

ちょうど、同じ時期に発売された「STEEL BALL RUN」単行本23巻の巻頭のコメントで、荒木飛呂彦がこんなコトを言っている。

(カテゴリー/マンガ・アニメ:「スティール・ボール・ラン」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/235b80020b267745ae0828ba4eba23a8

 

「最近、気になる事は「パフォーマンス」をする人たちの存在。その人たちの目的は『話題の中心になる事』が最大なので、本当にやりたい事の真実がいったい何なのか、わからない。その人たちは才能豊かなので色々な分野にまたがろうとして、ひとつの事を黙って極めようとしない。

芸能なのか政治なのか?救援活動なのかビジネスなのか?社会にとって非常に不気味な存在だと感じるし、相反する目的がひとつになるとは考えられない。」

 

―もちろん、この文章が、その芸術家集団を指したものであるかどうかは不明であるが、震災のあった仙台出身の荒木にとって、こうした「パフォーマンス」が『話題の中心になる事』が最大の目的に見えたとしても、ムリからぬコトではなかろうか・・?

 

”表現したいもの”を表現するのが、芸術のはずである。

だからといって、何をやってもいい・・とゆーワケではない・・。

 

ただ目立つため、人の目を引くため・・というだけに走ってしまったなら、もはや芸術とはいえないのではないか・・?

 

『明日の神話』には、そんなコトは全く意に介さないような、猛々しいまでのエネルギーに満ちているのではあるが・・。

 

 


光と影が織り成すアート

2011年07月20日 | アート

ただのガラクタにしか見えないゴミの山に光を当てると、2人の男が背中合わせに座ってる影が映し出される。

 

ランダムに並んだアルファベットのブロックに光を当てると、人の横顔が浮かび上がる・・。

 

こうした光と影が織り成すアート、代表的なものは影絵だろうが、街を行くと、思わぬトコロで見かけたりするコトも・・。

 

最近、夜に川沿いのウォーキングコースを歩いている。

まあ、40になって、なかなか体重が落ちにくくなったり、運動不足気味なのを自覚してのコト・・。

 

そのウォーキングコースに行くまでに、でかい交差点のでかい歩道橋をいつも渡るのだが・・

 

その歩道橋の欄干の、街灯に照らし出された影が、ピアノの鍵盤に見えるのだ!

 

おそらく、意図して作られたワケではない・・とゆーのが、また

「お!

・・と思うトコロ・・。

 

・・まあ、それだけなんだけどね・・。


古民家

2011年07月12日 | アート

先日、自転車で街中を走ってる途中で見かけた、かなり古そうな昔の木造建築。

ビルに挟まれて建っているので、見落としてしまいがちだが・・

  

よくよく見ると、なかなか風情のある佇まいだ。

 

暖簾も出てるので、何かのお店のようである。

「機械式時計なおします」・・とゆー看板が見え、そーいえば、どことなく、からくり屋敷のような雰囲気も・・。

 

黒い瓦屋根と白壁のバランスが、絶妙な景色を生み出している。

 

うーん、シブい・・。

 

龍の向こうには、象か、はたまた獏か、幻獣たちの緻密な彫刻が施されており、芸が細かい。

ちょっと日光東照宮のような、寺社仏閣を思わせる雰囲気も。

 

最近は、古民家のしっかりとした梁や柱などが建材として注目されたり、地方では古民家をそのまま再利用したりする試みが流行っている・・とゆー話も聞いたコトがある。

イギリスなどでは、古い家ほど好まれるというが、ローンが終われば、もう住めなくなるような家を建てて、次々と壊し、また新しい家を建てる・・という日本式の住宅事情も、今のエコに対する関心の高まりで、意識改革がなされていくのかもしれない。

 

うーん、こーゆー家、シブくて好きだなぁ・・。

 

実際、住んでみたら、いろいろあるんだろーけどね・・。


タロットカード

2011年06月27日 | アート

さすがにわざわざ占い屋さんで占ってもらうコトはないが、占いは結構好きで、自己分析とゆーか、性格診断とゆーか、本屋さんで面白そーな占い本があったら、ついつい、自分のを調べたりしてしまう。

動物占いはハマったなあ・・。

(ちと古いが・・

 

人生の選択肢を占いに委ねる・・なんてコトはないが、自分を客観的に見つめる現状分析などには、なかなか有効な手段ではないか?・・と、個人的には思っている。

ちょっと勉強しようかな?・・と思った時期もあり、姓名判断四柱推命手相奇門遁甲・・と、いずれも、ちょこっとかじっては挫折・・。

理由は「めんどくさい」・・。

 

まあ、ちゃんと取り組めば、それなりにモノにはなったのかもしれないが、そこまでして・・と思ってしまうのと、先輩にスゴイ人がいて、その霊感とゆーか直観力の凄さに、向き、不向きでいったら、自分には向いてないな・・と思わされたのもある・・。

実際、その人は今、プロの占い師である。

 

自分はせいぜい、動物占いの本見るくらいかなー・・。

 

そんな自分が、「これなら出来る!」(失礼・・)・・とゆーか、興味を持てそうなのが、このタロット占いである。

 

 

何より、このカードの絵柄がアーティスティックで、そそられる。

こちらは、最も一般的なライダー・ウェイト版のデザイン。

 

それぞれのカードに、いろいろなシンボルが散りばめられていて、深いイミがあるのだが、神秘的な雰囲気がGood!

そのカードのイミを読み解いて占うワケだが、ゴチャゴチャ考えて理屈をこね回すよりは、ストレートにビジュアルに訴える感じが自分向きな気が・・。

 

こちらは「THE FOOL」、すなわち「愚者」のカードで、本来、番号をもたないが、「0」とされる。

トランプのジョーカーの元になったとか、さまざまな説があるようだが、実際、タロットの由来や起源もエジプトだとか、中国やインド、ペルシアなど、いろいろあって、その場所や時代もハッキリしない。

現在伝わっている標準的なものは、大アルカナ22枚、小アルカナ56枚からなる78枚のタロットであるが、その歴史はルネッサンス期にまでさかのぼるという。

ヨハネの黙示録がその起源・・とゆー説もあったり、時代によって、さまざまな解釈が生まれ、そうした解釈に基づく新たなカードが作られたりしているようだ。

 

タロットカードのすべては、この「愚者」が「魔術師」の啓示を受け、探求の旅に出て、困難に遭いながらも、やがて「世界」の真理にたどり着く・・という、1つのストーリーになってるという解釈もあるとか・・。

  

同じ「愚者」でも、カードによって、いろんなバリエーションがある。

だいたいは自分が崖っぷちに立ってるとも気づかず、犬にじゃれつかれている、若く、のん気な道化師の絵柄である。

「自由」、「可能性」、「夢想」、「極端」、「熱狂」、「愚行」・・などのイミがあるが、その絵から、さまざまなイメージやインスピレーションを与えられる。

 

あのダリがデザインしたタロットもある!

 

こうした芸術性の高いデザインのものも多く、このデザインだけでも、観賞用に欲しくなる。 

スピリチュアルなものなので、画家やデザイナーがデザインしたタロットなど、別に占いが出来なくても、コレクションとして欲しい!・・とゆー人も、結構、多いコトだろう。

 

ちなみに、この「愚者」は荒木飛呂彦によるデザイン。

もともとタロットに興味をもったきっかけが、荒木飛呂彦の「ジョジョの奇妙な冒険」第3部スターダスト・クルセイダーズで、登場人物たちが使う”スタンド”という超能力が、それぞれ、このタロットに由来する・・とゆートコからである。

(カテゴリー/マンガ・アニメ:「ジョジョの奇妙な冒険」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/bdd844dcc67bf575dbb3d13bcea7d01a

 

当時、JOJOの影響を受けた友人も早速、タロットカードを買ってて、一緒にちょっと占いなんかもやってみたが、なんか、やけに当たってたなぁ・・とゆー記憶がある。

 

深層心理を研究し、集団的無意識」「共時性(シンクロニシティ)を唱えた心理学の大家・ユングも人生の大半を費やし、神話や錬金術、シンボリズムの研究を行い、にも相当のめり込んだようだが、タロットにも”ユング・スプレッド”という自己診断法があるくらい。

 

 

いろいろ調べてみると、浮世絵タロットなんてのもあったりして、”和”のデザインに目がない自分は一発で気に入ったのだが、すでに絶版とのコト・・。

 

うーん・・残念・・。