さすがにわざわざ占い屋さんで占ってもらうコトはないが、占いは結構好きで、自己分析とゆーか、性格診断とゆーか、本屋さんで面白そーな占い本があったら、ついつい、自分のを調べたりしてしまう。
動物占いはハマったなあ・・。
(ちと古いが・・)
人生の選択肢を占いに委ねる・・なんてコトはないが、自分を客観的に見つめる現状分析などには、なかなか有効な手段ではないか?・・と、個人的には思っている。
ちょっと勉強しようかな?・・と思った時期もあり、姓名判断や四柱推命、手相に奇門遁甲・・と、いずれも、ちょこっとかじっては挫折・・。
理由は「めんどくさい」・・。
まあ、ちゃんと取り組めば、それなりにモノにはなったのかもしれないが、そこまでして・・と思ってしまうのと、先輩にスゴイ人がいて、その霊感とゆーか直観力の凄さに、向き、不向きでいったら、自分には向いてないな・・と思わされたのもある・・。
実際、その人は今、プロの占い師である。
自分はせいぜい、動物占いの本見るくらいかなー・・。
そんな自分が、「これなら出来る!」(失礼・・)・・とゆーか、興味を持てそうなのが、このタロット占いである。
何より、このカードの絵柄がアーティスティックで、そそられる。
こちらは、最も一般的なライダー・ウェイト版のデザイン。
それぞれのカードに、いろいろなシンボルが散りばめられていて、深いイミがあるのだが、神秘的な雰囲気がGood!
そのカードのイミを読み解いて占うワケだが、ゴチャゴチャ考えて理屈をこね回すよりは、ストレートにビジュアルに訴える感じが自分向きな気が・・。
こちらは「THE FOOL」、すなわち「愚者」のカードで、本来、番号をもたないが、「0」とされる。
トランプのジョーカーの元になったとか、さまざまな説があるようだが、実際、タロットの由来や起源もエジプトだとか、中国やインド、ペルシアなど、いろいろあって、その場所や時代もハッキリしない。
現在伝わっている標準的なものは、大アルカナ22枚、小アルカナ56枚からなる78枚のタロットであるが、その歴史はルネッサンス期にまでさかのぼるという。
ヨハネの黙示録がその起源・・とゆー説もあったり、時代によって、さまざまな解釈が生まれ、そうした解釈に基づく新たなカードが作られたりしているようだ。
タロットカードのすべては、この「愚者」が「魔術師」の啓示を受け、探求の旅に出て、困難に遭いながらも、やがて「世界」の真理にたどり着く・・という、1つのストーリーになってるという解釈もあるとか・・。
同じ「愚者」でも、カードによって、いろんなバリエーションがある。
だいたいは自分が崖っぷちに立ってるとも気づかず、犬にじゃれつかれている、若く、のん気な道化師の絵柄である。
「自由」、「可能性」、「夢想」、「極端」、「熱狂」、「愚行」・・などのイミがあるが、その絵から、さまざまなイメージやインスピレーションを与えられる。
あのダリがデザインしたタロットもある!
スピリチュアルなものなので、画家やデザイナーがデザインしたタロットなど、別に占いが出来なくても、コレクションとして欲しい!・・とゆー人も、結構、多いコトだろう。
ちなみに、この「愚者」は荒木飛呂彦によるデザイン。
もともとタロットに興味をもったきっかけが、荒木飛呂彦の「ジョジョの奇妙な冒険」の第3部、スターダスト・クルセイダーズで、登場人物たちが使う”スタンド”という超能力が、それぞれ、このタロットに由来する・・とゆートコからである。
(カテゴリー/マンガ・アニメ:「ジョジョの奇妙な冒険」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/bdd844dcc67bf575dbb3d13bcea7d01a)
当時、JOJOの影響を受けた友人も早速、タロットカードを買ってて、一緒にちょっと占いなんかもやってみたが、なんか、やけに当たってたなぁ・・とゆー記憶がある。
深層心理を研究し、「集団的無意識」や「共時性(シンクロニシティ)」を唱えた心理学の大家・ユングも人生の大半を費やし、神話や錬金術、シンボリズムの研究を行い、易にも相当のめり込んだようだが、タロットにも”ユング・スプレッド”という自己診断法があるくらい。
いろいろ調べてみると、浮世絵タロットなんてのもあったりして、”和”のデザインに目がない自分は一発で気に入ったのだが、すでに絶版とのコト・・。
うーん・・残念・・。
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