屋根の上でペンキ屋さんが働いている。
綱も着けずに足場も無く梯子だけですいすいと屋根に上る。
こんなことぐらいへっちゃらと。
今日はさびを落とすと言う。
無理しないで下さいとお願いする。
69才になるペンキ屋さん。
さすが足腰と身体のバランスを取ることが身についている。
見習おう、歳を忘れたペンキ屋さんを。
身体の中心が真っ直ぐになるようにしなければ。
一本足でも倒れない案山子のように。
どうしても左右に揺れる。
これも麻痺の右足の力が無い為安定しない。
鍛えなければ。
そんなに甘くは無いですよと声が聞こえる。
良くなれ、良くなれと指導してくれる理学療法士達。
彼等に報いる為には練習するしかない。
背を伸ばし顔は前を向いて踏み出す足は大きく出す。
何度も言われていることを肝に銘じて歩く。
歩け。
歩け。
これしか答えは出てこない。
ここまで来ましたよと報告が出来る身体にしよう。
見ていて下さい。
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