ベルママのリハビリ日記    

写真付きでリハビリの様子、リハビリ生活の喜怒哀楽、季節の愛する花々と生き物。

介護保険、要介護認定申請の面接が自宅で行われた。終了間際で担当者が涙をほろりと流してしまった。どうしたの??

2018-03-08 17:12:03 | リハビリ生活、胡蝶蘭

    朝の10時に役所から訪問。

介護保険、要介護認定の面接があった。

二年前の認定から変わったところは?

    一年前の脳梗塞発病により再度後遺症が出てしまった。

    右側面の麻痺は以前と変わらず。

    今回の後遺症で体の中央部に麻痺が出てしまった。

    口、喉、気管などが思うように働かない。

    食べるものが普通になったが吐くことが多い。

    咳き込みと痰がいつまでも治らない。

 

生活状態を聞かれた。

  風呂、洗顔、歯磨き、着替え、食事、排泄など。

 

身体の動きは?

足の動きは何処まで。

右腕は何処まで上げられるか、物を持つことは出来るか。

 

部屋で歩く姿を見てもらった。

 

終了間際に旦那さんから発した言葉。

何を言い出すのかと聞き入った。

 

「一言聞いていいですか?」

「いいですよ。」

 

お顔の傷はどうなさったの?

「5歳のときに火傷をしてしまった。何度も手術をしました。」

ごめんなさい、こんなことを聞いてしまって。

大きな自動車事故にあったのかと思ったらしい。

 

彼女の眼から涙がこぼれた。

「ごめんなさい、もう傷のことは乗り越えています。

   ただ今父親の病状が心配でつい・・・」

 

私は何にも気が付かなかったのに。

ごめんなさい、この人は無神経で。

「男は綺麗な人を見るとつい顔をしっかり見たくなるものだ。」

女性に顔のことは言わないのと注意した。

 

最後に彼女が柔らかい手を出して私の手をくるむ様にしてくれた。

「疲れるような事をしてもらってありがとうございます。」

 

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