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自然の中で見つけたステキなモノ

井原山&雷山登山(佐賀県佐賀市富士町~福岡県糸島市)その4

2011年11月19日 | 山のお話

雷山山頂(955m)にて

歩き始めて約3時間、雷山山頂に到着~時刻は13:20をまわっていました。ようやく待ちに待ったお昼ご飯タイムです

今日のお昼ご飯は、例のごとくおにぎりとシーフードカップヌードル。しつこいようですが、山で食べるカップラーメンの味は格別です登頂の達成感、運動後の空腹、そして目の前の雄大な景色がカップラーメンの旨味を2倍にも3倍にも増すのです初めて山頂で食べたこの味が忘れられず、登山の時は必ずカップヌードルを持参してしまうkero-keroなのでしたもちろん、ステンレスボトルに入れた熱湯も欠かせません!

山頂でお昼ご飯休憩を40分ほど取った後は、別ルートを通って下山します。お腹も満たされて、目の前に連なる美しい山々の景色を堪能し、気分上々の私達。調子に乗って目の前にある岩の上に乗って写真を撮ってもらったのはよかったのですが、この後私kero-keroの身に悲劇が…

写真を撮るために最後尾に付けていた私は、デジカメ片手に写真を撮りながら山を下っていきます

頂上から少し下ったところで、何とはなしに自分のお尻に手を当ててみたところ、本来あるはずの無いピラピラがあるのに気付いた私。「ん?なんだこりゃ?んんんーー」なんと、ズボンのお尻部分が破けているではありませんかーっ

 

一体いつから

すぐに思い当たったのは、山頂で調子に乗ってよじ上った岩を下りる時のこと。お尻から滑るように下りたため、おそらくその時に岩のちょっとした突起に引っ掛けたと思われます。その時は全く気付きませんでしたが…とりあえずザックに入れていたヤッケを腰に巻き、お尻が見えないように応急処置完了そのまま何事もなかったように歩き続けたのでした。最後尾を歩いててよかった~

それにしてもあっさり破けたな~。店員さんに「夏冬兼用で薄くて丈夫ですよ~!」って言われて買ったのに、全然長持ちしなかったな~。結構高かったのに…。なんて頭の中でぶつくさつぶやきながら、時折ズボンにぽっかりと開いた穴を気にしつつ、どんどん山を下りていきます

 

見事なまでに美しい弧を描く杉の木のアーチ。途中でボキッと折れないのが不思議です。最後の方はびちゃびちゃした泥んこ道を歩きました。こういう場所を歩く時にスパッツがあるといいんですよね~。よし!今年こそスパッツをゲットするぞ~

 

今にも崩れ落ちそうな木の吊り橋を発見危険なので一人ずつ渡りましょう~最後にちょっとだけスリリングな気分を味わった瞬間でした

アスファルトの道に出てきたらゴールまで後もう少し。ススキの穗が秋の雰囲気を演出してくれます。

こちらはヤマアザミかな?アザミって本当にいろんな種類があって、なかなか区別がつきません

 

道端にフユイチゴを発見まだ山登り経験の少ないさっちゃんは私が「これ食べられるんだよ~。」と言っても疑って食べようとしませんでしたが、「おいしいよ~。ほら。」って言いながら私が一つ口に入れると、恐る恐るさっちゃんもパクリ。その後はよほど気に入ったのか「おいし~い」と言いながらあちこちでフユイチゴを採ってはパクパク食べていました

真っ赤なフユイチゴの実はまるでキラキラと輝く宝石のようです

こちらはペンション古場岳山荘。本当はこのペンションの前に車を停めて歩く予定だったのですが、なぜか通行止めになっていたので、この先の方に停める事になったのでした。この山荘にも泊まってみたいなぁ~

コテージ風の別荘が立ち並ぶ道。美しく色づいたモミジの葉が灰色のアスファルトの道を秋色に染めていました。この季節ならではの風景です

山頂から下り始めて約50分でスタート地点に戻ってきました~帰りはあっという間だったなぁ~。トレッキングシューズを脱ぎ、ストレッチをして、体の疲れを癒すために例のごとく温泉を目指しますところが、なんとここでもトラブル発生予定通り『三瀬温泉やまびこの湯』に向かったのですが、なんと現在改修中で来年3月まで利用できないとのこと。うーん、なんだか今日はついてないな~でもまあお天気もよかったし、誰も怪我する事無く(私のズボン以外は…)登山を楽しめたし、ちょっと遠回りはしたけれど、よしとしましょう

結局高速で嬉野まで戻って、T小登山隊行きつけの『シーボルトの湯』へ。料金は400円で湯船も広くてゆっくり浸かれるし、お肌つるつるになるし、休憩所もあるし、シーボルト最高今回は予想外の事態がいくつか起こったけど、それもまた楽しい思い出となりました T小登山隊の皆さん、本当にお疲れさまでしたではまた次の登山でお会いしましょう~

井原山&雷山登山(完)


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