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自然の中で見つけたステキなモノ

難所ヶ滝を求めて(福岡県糟屋郡宇美町) 最終回

2011年03月07日 | 山のお話

頂上からの景色にうっとりと見とれるKちゃん。
この後ちょっとした恐怖体験を味わうことになるとは知る由もなく…。

14:04

さて、無事に宝満山登頂を果たし、後は下山するのみ。帰りは「何事も経験!」ということで、なんと全員あの危険な直行コースを下ることに「下りの方がもっと大変なのでは!?」と若干の不安が頭をよぎりましたが、「みんなで下れば怖くない!」ということで、覚悟を決め、ベテランTさんに続いて例のロープを跨ぎました。さてはて、我々は無事にこの難所を乗り切ることができるのでしょうか

下りは登ってきた時と同じ体勢になるように、後ろ向きに下って行きます。

ベテランTさんはこの通り余裕の表情。これくらいは慣れっこなんでしょうね~

「え~こんなとこ降りるの~??」
と最初の一歩をためらっていた副隊長S先生ですが、

しっかりとした足取りで下りてこられました



S先生に続きT先生も難所越え成功
後はKちゃんと隊長N先生とYさんのみ。
下から皆さんが下りてくるのを見守っていると…

上の方から「キャハハハハハ~!!」というKちゃんの笑い声が
どうやら恐怖のあまり笑いが止まらなくなってしまったようです
もう少しだから頑張って~



途中足が止まってしまったKちゃんも、
とりあえず無事に下りることができました~
よかったよかった
難所ヶ滝まではさほど危険な場所もなく、難なくたどり着いたのですが、
この場所がこの日一番の難所となったのでした



宝満山の頂を背に帰路につくT小登山隊。
最後はちょっとスリリングだったけど、登りがいのある山でした
きっとまた登りに来るよ~



うさぎ道と宝満山への道の分岐点。
この道を歩けばうさぎに出合えるのかなぁ?

おっと、木がたくさん倒れてる
「頭足下に気をつけて~」



ハイカーの中にはワンちゃんと一緒に登山する人も
雪の中を走り回って楽しそう

15:12

昭和の森と三郡山と宝満山の分岐点に戻ってきました~ここまで来ればゴールまで後少しです。雪の量が少なくなってきたので、この辺りでアイゼンを外し、再び歩き始めます

気が付けば雪もすっかり無くなっていました。
朝通った時より明らかに雪が減っています。
同じ山なのにこんなにも表情が違うんですね~

15:38

ようやく車を停めた場所まで戻ってきました~ 10時くらいから登り始めたので、全行程約5時間半のトレッキングでした。いや~、結構長かったなぁ。前回、前々回の雲仙登山の時はほとんど何ともなかったのですが、今回は下りが長かったせいか、最後の方は膝がガクガクして、下りきった時にはすでに筋肉痛もちらほらと現れ始めていました このままだと思いっきり体に疲れが残るので、下山後は毎回みんな揃ってしっかりと整理運動を行うことにしています これがあるのとないのでは翌日の疲れの出方が全然違うそうですよ~。さて、整理運動も済ませたことですし、再び高速道路にのって長崎へ帰りましょう~

18:53

長崎に到着~!…と思いきや、到着したのは佐賀県嬉野市にある『シーボルトの湯』。ここもまたN先生おススメの温泉施設で、前回雲仙で入った『よか湯』同様、「泉質よし!値段よし!」のステキな温泉なのです。もともと『古湯温泉』として長く親しまれていた公衆浴場で、1996年に老朽化などで閉鎖されたのですが、地元の人たちの強い希望により2010年4月1日にリニューアルオープンしたばかりなのだとか。(詳しくはコチラ→嬉野温泉観光協会)建物もきれいで、入湯料はなんと400円なんですよ~ 嬉野独特のちょっとぬるっとしたお湯で、お肌がすべすべになりました 冬山登山の後の温泉って本当に最高です N先生、どうかまた来年も楽しい企画をよろしくお願いします



嬉野の町はちょうど『あったかまつり』の最中で、
あちらこちらに言葉や絵が描かれた灯籠に灯が点されていました



1つ1つ手作りで、とても存在感のある灯籠は全部で百個。
なかなか風情がありましたよ~
この時期に嬉野温泉にお泊まりして、
ゆったりとした時間を過ごしてみたいものです

今回も朝から晩までT小の先生方ととっても楽しい時間を過ごさせていただきました。皆さん、本当にありがとうございました また皆さんと一緒にどこかの山に登ることができる日を楽しみにしています。今後ともどうぞよろしくよろしくお願いいたします

『難所ヶ滝を求めて』(ようやく完


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