I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)

2007年07月03日 | 植物のお話

                    五島市樫之浦にて

久々に花の紹介です

先日Kittyとドライブに行った時に見つけたこの野草は、アヤメ科ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)。南アフリカ原産のヒオウギズイセンとヒメトウショウブをかけ合わせたもので、明治時代の中頃に観賞用として日本に入り、その繁殖力の強さから、今では日本全土に帰化しているのだそうです。名前の由来は、葉のつき方が公卿が儀式の時に持つ檜扇に、花がスイセンに似ているヒオウギズイセン(檜扇水仙)の小型なものだから。植物に和名をつける時、海岸に住むものに「ハマ(浜)~」とつけるように、小型で愛らしいものには「ヒメ(姫)~」を付けるんですね~

                   

ヒメヒオウギズイセンは、6月~8月にかけて鮮やかな朱色の花を咲かせる多年草です。葉の明るいグリーンと花の鮮やかなオレンジ色のコントラストがとても美しく、道端に咲いていると、運転中でも思わず目を奪われてしまいます 去年は岐宿と戸岐を結ぶ山道でも発見しました(→『小さな滝と小宇宙』)。来年もまた別の場所で発見できるといいなぁ~ 


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