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自然の中で見つけたステキなモノ

岩屋山登山(長崎県長崎市)その1

2013年04月01日 | 山のお話

3月のT小登山隊の定例登山は長崎市の北西部に位置する岩屋山(475.2m)登山でした。今年に入ってからPM2.5(2.5μm以下の微粒子物質)という大気汚染物質の名称をよく耳にするようになりましたが、県内ではこの日3月9日はその数値が高く、辺り一面なにやら黄色いどんよりとした空気に包まれているような感じでした。これは山に登っても遠景は望めないだろうなぁと思いつつも9:00にあぐりの丘に集合し、車を乗り合わせて登山口へと向かいました

今回の参加者は6名。年度末の忙しい時期とあって少なめでしたが、定例登山は初参加のお二人o浦さんとazumaさんを交えて、春の気配を感じながらの楽しい登山となりました。式見ダムを左手に見ながら歩いていると、フェンスに帽子がぶら下がっているのを発見 実はこれ、我が登山隊のアドバイザーtさんの帽子。以前この辺りを登っていた時に忘れてきたのだそうです。親切にも誰かが分かりやすい場所にぶら下げておいてくれたのでしょう。山で帽子を失くしてもこのように見つかることが多いのだそうです。崖の下に落ちちゃったりするとちょっと無理かも知れませんけどね 

春の食材セリ科のミツバを発見 お吸い物に入れたら美味しそう~ この辺りの道端にたくさん自生していました。 

さて、いよいよここから山に入っていきます。どうやらこの登山道は九州自然歩道の一部になっているようです 

石垣の跡が残る登山道を歩いていきます。昔はこの辺り一帯に段々畑があったのかな?

まあるいキノコ、ホコリタケを発見 ホコリタケという名前は、成熟した子実体が何かに接触したり風に吹かれたりすると、頂部に開いた孔から胞子が煙のようにボフッと出ることに由来するのだとか。キツネノチャブクロなんて別名もあるそうですよ

道すがら九州自然歩道の説明板を発見 なんと長崎県全域に自然歩道があるんですね~。ちょっとずつでいいから全部歩いてみたいなぁ

 

春の山に登ると、ムサシアブミ(左)マムシグサ(右)のサトイモ科コンビがあちらこちらでニョキニョキと伸びているのを必ずと言っていいほど目にします。仏炎苞(花のように見える部分)の形と葉っぱの形が違うので簡単に区別できますが、茎の様子はよく似ているので、仏炎苞や葉が開く前はほぼ同じように見えます。

なが~いなが~い階段を上っていくのかと思いきや、途中から脇道に入っていくT小登山隊。この先の急な階段を上るよりもこちらの方が歩きやすいのだとか。一人だったら絶対分からないだろうな… 

登山口から歩くこと約45分。岩屋山頂の案内板が出てきましたが、山頂まではまだまだです

ここらでちょっとコーヒータイム。空気が澄んでいればかなり遠景まで見えるそうですが、やはりこの日はPM2.5&黄砂の影響でほとんど何にも見えませんでした 残念

登山口から約1時間半でちょっとした広場に到着~ ベンチもあって見晴らしも良好な場所ですが、ここはまだ山頂ではないようです。

見晴らしは良くても、空気がよどんでいてはこの通り。お天気はそう悪くないはずなのに、一日中どこを見ても黄色っぽい感じでした 2月の久住山登山とは大違いで、あまり写真を撮る気にもならなかったので、今回はその2で終わりそうです

岩屋山登山はもう少し続きます

その2に続く  


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