雨山の山頂でタンナトリカブトとご対面した後は、雨山を下って天山の山頂を目指します。青空だった空に怪しげな雲がどんよりと立ちこめてきましたが、天山一帯はあまり日陰がないので、 むしろ少々曇っていた方が涼しくてちょうどいい! 雨が落ちてこないことを祈りながら、天山目指してLet's go
道すがらいくつかの植物達に出会いました。左は何だったか忘れましたが、右はセリ科のノダケ。
そして鈴なりのヤマホトトギスのお花。一つの株に小さなつぼみからしっかりと咲ききった花まで勢揃い きれいだな~
背の高いオニユリの花に見守られながら進む登山道。夏山らしく腰の高さまで草が生い茂っています。
去年は花が咲いていなかったこの植物、去年も今年も隊長に名前を聞いたのに、またしても名前を忘れてしまいました 隊長~!教えてください
*先日隊長から連絡があり、ジンチョウゲ科のキガンピ(黄雁皮)と教えていただきました!
これはしっかり覚えてますよ~ この小指の先ほどの小さな花を咲かせているのはゴマノハグサ科のキュウシュウコゴメグサ(九州小米草)。今年も去年と同じ場所で出会うことができました
数ある植物の中でも、可哀想な名前を付けられた悲運な植物ベスト3に入ると思われるアカネ科のヘクソカズラ(屁屎葛)。可愛らしい花を咲かせるのに、ちょっと匂いがするってだけでこの名前ですよ。本当にかわいそう でもね、調べてみたらサオトメバナ(早乙女花)っていうステキな別名もあるようです
ちなみに花言葉は「誤解を解きたい」ですって。これは花言葉というよりむしろこの花の切実な気持ちを表しているのかも?
これはノイバラ系かな?うーん、でもちょっと違うような 分かりそうで分かりません
いろんな植物の写真を撮っている間に頂上が見えてきました~ 天山は駐車場から30分くらいで登れちゃうのであっという間です。
天山山頂(1046m)に到着~ …っていつもは大体青空が広がってるんですけど、辺りは見事な曇天模様
お昼なのにすでに夕方みたいな薄暗さです。
そんな薄暗~い曇天模様の下でも天山の看板植物でもあるマツムシソウは淡い薄紫色の花をしっかりと咲かせていてくれました やっぱり何度見てもきれいだな~
空模様は曇りですが、とりあえず山頂で記念撮影。今までで一番薄暗~い記念写真となってしまいました こうしている間にも辺りがどんどん薄暗くなっていきます。どうか下山するまで雨が降りませんように
その4へ続く