2月11日(土)快晴 T小登山隊のメンバー総勢15名で大分県にある久住高原へ行ってきました~
去年は悪天候のため中止になってしまった久住登山。今年は参加者全員の思いが通じたのか、最高のお天気に恵まれ、生涯忘れ得ぬ最高の景色に出逢うことができました。美しい景色をたくさんカメラに収めてきたので、どうぞご期待ください
隊長が練りに練って考えてくださった日程は以下の通りです。
7:00 T小出発 → 彼杵IC(高速道路)→ 玖珠IC(四季彩ロード)→ 10:20 牧ノ戸峠到着(車内で昼食)
11:00 牧ノ戸峠(1330m)より登山開始 → 沓掛 → 久住分かれ → 御池 → 14:00 中岳登頂(1790m) → 16:30 下山完了
今回は運転手さん付きのマイクロバスをチャーターしたため、全員が一台の乗り込み、車内はまるで修学旅行さながらの雰囲気 極上天然ものの登山隊メンバーさっちゃんの司会進行により、爆笑が渦巻く中、大分県への楽しい登山旅行が始まりました
牧ノ戸峠の駐車場に着くと、絶好の登山日和のためかすでに満車状態で、マイクロバスを停める場所はありませんでした。しかし、今回は運転手さん付きなので大丈夫運転手さんとは下山するまでしばしお別れし、我々だけ山へと向かいます。慣れないおニューのアイゼンをどうにか装着し、さっそくトレッキング開始~
登り始めてすぐに真っ白な雪を身にまとった樹々が私達を出迎えてくれました長崎ではなかなか見られない光景に、登山隊メンバーの口から次々と驚きと感動のため息が聞こえてきます。
空を見上げると、真っ青な空に一筋の飛行機雲が。最後尾であるのをいいことに、霧氷のフレームの中に雲の筋が伸びていくのをしばし眺めていました。
霧氷のアーチを抜けると、そこには雄大な景色が広がっていましたなんて美しい山並みなのでしょう
歩き始めて20分ほどで、東屋のある展望所へ到着。空気が澄み渡っているので、遠くの山まではっきりと望むことができます。
この階段の先にはどのような景色が広がっているのでしょう。次から次に現れる見たことの無い景色にワクワクドキドキが止まりません。
山の間からもくもくと立ち上る湯気を確認あの辺りには噴火口があるようです。やっぱりこの惑星は生きてるんだな。地球の息づかいが聞こえてきそうです。
またまた階段を上っていきます。日が照りつけてだんだん暑くなってきました
細い枝も真っ白な衣をまとい、まるでムーミンに出てくるニョロニョロみたいな姿に。なんだか今にも動き出しそう
牧ノ戸から700m地点。第一休憩ポイントの沓掛まではもう少しです。
歩き始めて約30分、沓掛(くつかけ:1503m)に到着~ 30分歩いただけでもう体から湯気が出そうです
目の前にそびえ立つ山は数日前に降った雪で全体が白く覆われていました。確かこの方向に見えていたのは扇ヶ鼻(おうぎがはな:1698m)だったと思います。六月になるとミヤマキリシマの花が咲き誇り、山肌がピンク色に染まるのだそうです。
ちなみにこの子は長者原の駐車場で出会ったミヤちゃん。去年の6月に誕生したばかりの大分県九重町の町花であるミヤマキリシマのイメージキャラクターなのです。後で調べて分かったことなのですが、このミヤちゃんの考案者はなんとポケットモンスターの『ピカチュウ』を描いたデザイナーの方なのだとか。そう言われてみればどことなく雰囲気が似てますなぁミヤマキリシマのミヤちゃん、なかなか愛嬌があって可愛らしいです
話は元に戻りまして、沓掛の現在の気温は2度。T小登山隊のスーパーバイザーでもあるベテランTさんのお話によると、この時期は普段0度を下回ることが多いようですが、この日は好天のためいつもより気温が高かったようです。どうりで汗ばむ訳だ~ 沓掛で上着を脱いで温度調節をし、次の目的地である久住分かれを目指します
その2へ続く