I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

ハナダイコン(花大根)

2008年03月23日 | 植物のお話

                 小長井町にて

小長井町にあるオガタマノキの近くに一株だけ見たことのない花が咲いていました

ピンク色で、花びらが4枚の十字架植物で、まるで野生の草花とは思えないような端正な佇まい。母と2人で「何だろうねー??サクラソウかな?」とか言いながらもその時は分からず、とりあえずカメラに収め、家に帰って早速調べてみました。

まずサクラソウを調べてみると、うん、確かによく似てる。でもサクラソウは花びらが5枚であるのに対し、こちらは4枚しかありません。その時点でサクラソウとは異なる草花であることが判明。では一体何なのでしょう??

     

いろいろ調べてみた結果、この花はどうやらアブラナ科のハナダイコンのようです。ハマダイコンとは異なり、花びらが大きく色も鮮やかで、葉もまるくしっかりとしています。花が大根に似ているからこの名前が付いたそうですが、食用ではないのだとか。別名ショカツサイ(諸葛菜)[*中国の呼び名]、またはムラサキハナナ(紫花菜)とも呼ばれるそうですが、ハナダイコンが一番覚えやすそうです。

ハマダイコンと一緒に大根シリーズとして覚えておきましょう