天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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「日本棋院:県支部連合会総会2008」

2008-04-07 15:52:56 | 囲碁

昨日(4/6)は県支部連合会の総会でした。毎年のことながら会員の減少は切実な問題です。
日本棋院でもいろいろな施策を打ち出していますが、特効薬は見つからないようです。

議事の中で、「少年少女への普及のために県の教育機関に働きかけよう」という案がまとまりました。
期待通りの成果は難しいかもしれませんが、まずは「行動」が大切だと思います。

役員の改選も難問です。高齢化や諸々の理由で、現会長はじめ次期引退を考えている人も少なくありません。
ほとんどボランティアですから義務感で務めているのが実情で、私自身も「碁を楽しむ側に回りたい」というのが本音です。

上位の役員となると、棋力もそれなりに必要な気がします。組織の統率力と棋力は関係ないように思いますが、高段者の発言はそれなりに影響力があるようです。

プロ野球の監督も「名選手=名監督ではない」と云われながらも、ネームバリューのある選手が監督になるケースが多いようですね。

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玉村町2008/4月度囲碁大会

2008-04-05 22:32:09 | 囲碁

今日(4/5)は町内の囲碁月例会で参加者は23名、気候もよくなり出足もまずまずでしょうか。
前回の総会のときに全員で撮った写真を頂きましたが、名前入りの大判でプロのカメラマン並みの出来栄えです。撮影・印刷して頂いたT氏に感謝です。

優勝したのは初参加のK氏、初参加の人が優勝というのはよくあります。段級位(ハンディ)の基準が参加するグループによって異なるからでしょうね。
ゴルフのコンペでもこのケースはよくありますが、相応の申告をするのが大人の品格というものでしょうね。

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囲碁認定100問/碁ワールド

2008-04-03 21:44:27 | 囲碁

「碁ワールド4月号」に「新春恒例認定100問」の全応募者得点一覧が載っていました。
全国から7,927人の応募があったようです。4年前は10,262人でしたから減少傾向は進行しています。
県別の得点一覧には知っている人も何人か載っており、なんとなく親しみを感じます。
私もチャレンジしてみようかなと思ったのですが、つい億劫になりあきらめてしまいました。

全応募者の得点一覧が掲載されている月刊誌としては 誠文堂新光社の「囲碁」があります。
私も今年に入って「碁ワールド」と「囲碁」の認定問題に挑戦していますが、締切り間際になって慌てて問題に取り組んでいる状態で、レベルアップの効果は(?)だと思っています。

ネット碁の普及で対局がいつでも手軽にできるようになったのは嬉しいことですが、その分上達のための勉強や研究がおろそかになっているようです。
まだまだレベルアップの可能性を信じている我が身としては、いろいろな手段で上達の階段を登ろうと試行錯碁しています。

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第46期十段戦第2局/高尾、連勝で“王手”

2008-04-01 21:33:28 | プロ棋戦

 趙治勲十段に高尾紳路本因坊が挑戦している「第46期十段位決定五番勝負」の第2局は、高尾先勝のあとを受けて3月27日、愛知県蒲郡市の西浦温泉で行われ、白番の高尾が中押し勝ちし、初の十段獲得にあと1勝とした。第3局は4月3日、長野県大町市の「くろよんロイヤルホテル」で行われる。
 趙は右辺の白の大石に襲いかかり、勝負をかけたが見損じがあり、高尾に巧みにしのがれて投了となった。

<高尾本因坊の話>
 ずっとダメでした。最後、生きそうだったので…。

<趙十段の話>
 白は死んだかと思ったが、読み違いがあった。

    (産経囲碁Webより抜粋)

  ◇  ◇  ◇

趙十段の急襲を巧みにシノギ切っての2連勝、充実の勝局のようでした。

一方の趙十段、内容的には押し気味だっただけに惜しまれます。2連敗と土俵際に追い込まれましたが、ここからの踏ん張りが趙十段の特長、巻き返しを期待しましょう。

  ◇  ◇  ◇

今週の「週刊碁」はトップ一面がNHK杯決勝、最終面が十段戦第2局と趙十段が両方に関わっており大活躍ですね。

十段戦の写真は高尾本因坊の充実の笑顔ですが、ファッションがどうでしょう。どちらかといえば渋めの顔立ちですが、ピンク系のYシャツとネクタイの取り合わせはイマイチの印象です。

  ◇  ◇  ◇

Kai 今回の対局地は愛知県蒲郡市の西浦温泉「旬景浪漫 銀波荘」。囲碁・将棋のタイトル戦では馴染みの場所です。
西浦温泉のある三河湾には子供の頃、海水浴や潮干狩りに訪れたものでした。
また夏休みの自由研究の宿題で「貝の標本」を集めに、親父に連れてきてもらった記憶があります。

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