◆書籍紹介
こだわり講座〈1〉
「アマの負ける手・負けない手 黒番編」
平本 弥星 (著)
「危ないのがお好き?」
碁は相手がいるから楽しい。相手がどう打つかわからないから面白い。そう、碁の面白さは不確実性にあると言ってもよいでしょう。
ですから、負けても面白ければよいという方はどんどん危ない手を試してください。しかし、やはり勝ったほうが楽しいという方は、危険の多い打ち方をしないほうがよいと思います。
(本書の序章より抜粋)
◇ ◇ ◇
「碁はリスクマネジメント」と本書では解説しています。
碁に勝つのは、相手に助けられとのこと。碁に負けるのは相手を助ける手を打つからだそうです。
「危険なな手」と「妙手」は紙一重のような気がします。
一方的に有利になるような手はそんなに無いのでしょうね。あるとしたら、それは相手に助けられたときと考えるべきでしょう。
でも安全第一の手ばかりでは、勝負として面白味がないのも事実です。
「確実で安全な手」と「不確実な勝負手」の選択。これはメンタルな部分の問題ですが、悩み尽きないですね。
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