天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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第36期女流本因坊戦第2局/藤沢が勝利!1勝1敗に

2017-10-29 20:30:00 | プロ棋戦

第36期女流本因坊戦挑戦手合五番勝負の第2局が10月23日(月)に鳥取県三朝町で行われた。結果は藤沢女流本因坊が謝女流棋聖に黒番中押し勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。第3局は、11月4日(土)に秋田県能代市で行われる。
     (日本棋院HPより抜粋)

「藤沢返した、好判断で流れ掴む」 「謝 秒読みで息切れ」
     (週刊碁見出しより)

     ○ ● ○

1-1のタイに戻した里菜さん、優れた大局観で優位に立ったようです。
敗れた謝さん、後半の追い上げも及ばず・・・。

女流戦は好戦的と言われますが、そう思うこともありますね。
「男は度胸、女は愛嬌」は過去のものか・・・。

     ○ ● ○

今回の対局地は鳥取県三朝(みささ)町の三朝温泉「依山楼岩崎」。

「依山楼岩崎」HPに昭和26年、第6期本因坊戦「橋本昭宇-坂田栄男」戦が行われ、結果は4勝3敗で橋本が本因坊のタイトルを防衛。
対局で使用された碁盤は今も当館にのこっており、裏に岩本薫(本因坊薫和)の直筆のサインがあり、初期の本因坊3人が関わっているのは興味深いとのことです。

歴史ある旅館のようですが、宿泊プランをみるとリーズナブルな感じ。機会があれば滞在してみたいものです・・・。

三朝温泉

     ○ ● ○

1年前の記事(2016-10-29):囲碁用語:手拍子

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