天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
画像をクリックすると拡大されます。

2021年囲碁&将棋の賞金ランキング

2022-02-04 21:00:00 | 囲碁

井山、11年連続1位
◆2020年日本棋院賞金ランキング(単位は万円)
 ①井山 裕太棋聖 13,384
 ②―力  遼九段 4,428
 ③芝野 虎丸九段 4,113
 ④許  家元十段 3,742
 ⑤藤沢女流本因坊 3,199
 ⑥上野 女流棋聖  2,350
 ⑦河野  臨九段 2,078
 ⑧関 航太郎天元  1,782
 ⑨羽根 直樹九段 1,360
 ⑩本木 克弥八段  1,128
    (日本棋院HPより抜粋)

1位の井山棋聖・名人・本因坊・王座・碁聖は11年連続トップ。大三冠に加え王座、碁聖を奪取しダントツです。
2位は一力九段、無冠になったものの名人・天元・碁聖と3つのタイトルマッチを戦いました。
3位の芝野九段、一力さん同様に無冠になりましたが本因坊・王座・十段の3棋戦でタイトルを争いました。
ベスト3の顔ぶれは昨年とまったく同じ。4位に許家元十段が入り、井山+令和三羽烏の構図です。

ベスト10のメンバーで昨年から新たにランクインしたのは関天元と本木八段。陥落したのは山下九段、張栩九段。平成四天王では羽根九段が踏ん張っています。
2022年のランクはどうなるか? 井山さんの連続記録は続きそうです。新しくベスト10入りする棋士は・・・?

関西棋院は分かりませんが、余正麒八段はベスト10に入るでしょう。データの統合は困難か・・・。

     ○ ● ○

渡辺名人が2017年以来3回目の1位
■獲得賞金・対局料ベスト10(単位は万円)
 ①渡辺  明名人 8,194
 ②豊島 将之九段 8,145
 ③藤井 聡太四冠 6,996
 ④永瀬 拓矢王座 4,821
 ⑤羽生 善治九段 3,236
 ⑥斎藤慎太郎八段 2,567
 ⑦木村 一基九段 2,245
 ⑧糸谷 哲郎八段 1,876
 ⑨稲葉  陽八段 1,703
 ⑩菅井 竜也八段 1,674
    (日本将棋連盟HPより抜粋)

将棋界では藤井聡太四冠の動向に注目が集まります。王将戦でもタイトル奪取に王手をかけており、2022年は首位になりそうですね。
5位の羽生九段、息の長さでは囲碁界を圧倒しています。

     ○ ● ○

1年前の記事(2021-02-04):第68回NHK杯/ベスト8決定


コメント    この記事についてブログを書く
« 第25期女流棋聖戦第2局/上野... | トップ | 張心治さん(12)、現役最年... »

コメントを投稿

囲碁」カテゴリの最新記事