◆3日目(10/20)
満足のゆく古牧温泉を出発しバスは下北半島を北上、霊場「恐山」に向かいます。
天気は荒れ模様との予報で雨模様、しかし「恐山」入口に着いた時は雨も上がりました。
恐山は「三途の川」、「地獄めぐり」、「極楽浜」など霊界との接点を思わせる雰囲気が漂います。
映画やTVの映像で殺伐・荒涼の風景をイメージしていましたが、最近は観光客も訪れ印象も変わったと思われます。昭和の時代はもっと暗い寂寥感があったのでしょうね。
次の目的地は下北半島の突端で、本州最北端の岬となる「大間崎」。強風にあおられ立っているのも大変で、対岸の北海道は薄っすらと見える程度でした。
大間といえばマグロの一本釣り。話のタネに数切れ賞味しましたが、それ程の感動はありませんね。
次の目的地「仏が浦」で遊覧船に乗る予定でしたが、強風で欠航となりパス。
下北半島から「むつ湾フェリー」で津軽半島に渡り、スキー場で有名な「大鰐温泉」で3泊目。
ホテルでは英語、韓国語、中国語の表示があちこちにあり、中国人らしき観光客も見受けられました。
◆4日目(10/21)
大鰐温泉を出発し、津軽半島の最北端「竜飛崎」へ。ここも大間崎と同様の強風です。
先端には灯台があり、海峡を隔てて北の大地「北海道」が眺められます。
竜飛崎と云えば「石川さゆり」の唄う「津軽海峡冬景色」の歌詞二番で出てきますが、歌碑もありました。
♪♪ ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと見知らぬ人が 指をさす~・・・
竜飛崎を後に日本海を南下、「十三湖」で特産のシジミ汁で昼食。
さらに海岸線を南下し、「JR五能線」で「深浦駅~十二湖駅」間を、海岸線を眺めながらローカル線の旅です。
乗る前はスコールのようなドシャ降りでしたが、出発する頃には小雨状態。日本海は高い波しぶきで大荒れの秋景色でした。
十二湖からは秋田駅に向かいます。ツアー後半は「道の駅」での休憩がやけに多いようです。
秋田駅からは秋田新幹線「こまち」での帰路となります。
秋田駅を18時出発、自宅に着いたのは23時を過ぎていました。
◇ ◇
◇4日間ツアーの感想
◆旅行会社企画の「おまかせ旅行」でしたが、相応に楽しませてもらいました。旅での新しい見聞は脳の活性化に役立つようです。
◆この種のツアー、主役は女性、楽しみ方を知っているようです。みやげ物などの買い物パワーも驚きです。男性はほとんど脇役でしたね。
◆バスガイドは中年らしき女性でしたが、サービス精神、豊富な知識、巧みな語り口など、プロの姿を見ました。
◆帰宅した深夜から下痢の状態です。生活習慣の変化、普段と違った食生活、疲労などの影響でしょうか。
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