第44期天元戦五番勝負第5局が12月19日に徳島県徳島市「で行われた。結果は白番の井山裕太天元が山下敬吾九段に中押し勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績3勝2敗でタイトル防衛を決めた。井山は天元4連覇(通算7期)を達成。棋聖・本因坊・王座・十段とあわせて五冠を堅持した。
また、七大タイトル(棋聖・名人・本因坊・王座・天元・碁聖・十段)獲得数は通算「43」となり、趙治勲名誉名人を抜いて単独1位となった。
(日本棋院HPより抜粋)
「井山4連覇、7大タイトル最多」 「山下、フルセットに持ち込むも・・・」
(週刊碁、見出しより)
○ ● ○
天元4連覇と7大タイトル最多(43期)を記録した井山5冠、王座戦に続き3-2のスコアでの防衛でした。
敗れた山下九段、意表を突く勝負手も空振りで・・・。
井山ー山下戦は年明けの棋聖戦7番勝負でも激突します。
今回の結果からみると井山さん有利か・・・。
新記録で追い抜かれたチクンさんのコメントに「ばかやろう!といいたい」というフレーズがありました。
囲碁に馴染みのない人が見れば「不謹慎な」と思うでしょうが、愛情の裏返しではないかと・・・。
○ ● ○
今回の対局地は徳島県徳島市「徳島グランヴィリオホテル」。第4局が淡路島でしたので鳴門海峡を挟んで対岸になります。
徳島といいと「阿波踊り」が有名ですね。
ただ、今年は徳島市と阿波踊り団体とのトラブルがニュースになりました。
「お上」と「庶民」の対立といった構図でしょうか。いつの世もありそうで・・・。
○ ● ○
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます