第39期女流本因坊戦五番勝負第5局が11月25日(水)に東京都千代田区「日本棋院東京本院」で打たれ、藤沢里菜女流立葵杯が上野愛咲美女流本因坊に黒番半目勝ちをおさめ、シリーズ3勝2敗としタイトルを奪取、2期ぶり通算4期目の女流本因坊タイトルを獲得した。
これで藤沢は女流名人、女流立葵杯、博多・カマチ杯とあわせて女流四冠となった。上野の連覇はならなかった。
(日本棋院HPより抜粋)
「藤沢奪取、頂上決戦半目制す」 「上野、初防衛ならず・・・」
(週刊碁見出しより)
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最終局を半目勝ちでタイトル奪取の藤沢さん、劣勢から必死の追走で逆転しました。
半目差に泣いた上野さん、連続パンチも功を奏さず・・・。
藤沢さんは11/22に広島アルミ杯・若鯉戦で優勝し、3日後に女流本因坊と立て続けにタイトルを獲得しました。
タイトル奪取した2局はいずれも半目勝ち、若さに似合わず試合巧者といえるでしょうか。
藤沢さんの女流四冠達成で、女流囲碁界の勢力図にも変化が・・・?