天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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20代新名人、僕らの勝負哲学

2020-01-01 21:00:00 | プロ棋士
明けましておめでとうございます。


元日の朝日新聞に、囲碁の芝野虎丸名人(20)と将棋の豊島将之名人(29)の対談記事が載っていました。
大雑把に要約すると以下の感じでしょうか。
 
囲碁と将棋の名人は顔そっくり、初対面してぶつけた哲学
■メンタル
豊島:勝負にはこだわる
芝野:勝ち負けを気にせず、興味を追及する
■ペース
豊島:持ち時間長い方が好き
芝野:ちゃちゃと打ちたい
■AI、人対人
豊島:対面対局が一番面白い
芝野:人間らしい手でないと
■目標
豊島:今年こそは防衛を
芝野:特にないですが・・・
     ○ ● ○
豊島名人は従来のプロ棋士のイメージで、芝野名人はゲーム感覚の新次元の棋士・・・?
AIについては同じような意見で、あまり細かく(すりあわせを)するとよくない。
 
ザル碁党が参考になるのは、芝野名人の「勝ち負けを気にせず、興味を追及する」という姿勢でしょうか。
できることなら、そういう境地に立ってみたいものです。
     ○ ● ○
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