天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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第20回農心杯世界囲碁最強戦/井山が敗れ日本敗退

2019-02-24 21:00:00 | プロ棋戦

第20回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦の最終ラウンドの第10戦が2月18日に中国・上海で行われた。農心杯は日本、中国、韓国の各チーム5名の勝ち抜き団体戦。
残り1人となった日本チームと韓国チームの5番手同士で井山裕太九段と朴廷桓九段が対戦した。結果は朴九段の黒番中押し勝ちとなり韓国チームが踏みとどまった。これで日本チームの敗退が決定。
     (日本棋院HPより抜粋)

「中国強し、驚異の4人残しでV」 「最終走者井山も敗北」
     (週刊碁見出しより)

     ○ ● ○

第11戦で中国・党毅飛九段が韓国・朴九段を破り中国の優勝となりました。
中国:8勝1敗、韓国:2勝5敗、日本:1勝5敗。中国の勝因は范廷鈺九段の7連勝でしょう。

世界戦で結果の出ない日本勢、悔しいですね。
週刊碁(3/4号)で連載中の「趙治勲のお悩み天国」、世界戦苦戦の質問に

「囲碁、柔道、相撲など日本が盛んにした。郷土愛? 愛国心? 日本人を応援したくなるけど、根本的に日本の文化が世界に広まるのは喜ばしいことと思わなきゃ。囲碁をここまで育ててきたのは日本です。それを誇りに思って欲しいなあ。」

ただ、囲碁人口を増やすには世界戦の活躍が特効薬なんですが・・・。

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1年前の記事(2018-02-24):将棋と囲碁、子どもにやらせるならどっち?(2)

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