天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
画像をクリックすると拡大されます。

相手の身になる/白石裕・九段

2018-09-15 21:00:00 | 囲碁

囲碁書籍「基本の知恵・これだけは」-棋士の提言-より
碁を強くなろうという場合に、一番大切なことは「考えて打つ」ということでしょう。
しかも「急所」で考えて打つということです。
石を並べていれば楽しいという人なら、云うことはありませんが、少なくとも上達を心掛ける人は、局後に心が残るような碁、を打たなければいけないと思うのです。
それともう一つ「相手の身になって考える」ということも大切です。
「一人で巧いことをやってやろう」というのは碁の場合は通用しません。そこにはバランスというのがあります。考えて打つ楽しさを身に付け、相手の身になって考えることが出来たら、あなたの碁は見違えるようになるでしょう。

     ○ ● ○

子ども囲碁教室でも「相手の立場になって考えよう」と教えています。
ただ、 【先意承問】 (せんいじょうもん)  これって大人でも難しいことですね。

世の中、「子どもに教えることで、教えられる」いろいろありそうで・・・。

伊勢崎花火大会

     ○ ● ○

1年前の記事(2017-09-15):囲碁対局は畳派 vs 椅子派

コメント