第41期棋聖戦挑戦手合七番勝負第3局が2月8日、9日に埼玉県川越市で行われた。結果は黒番の井山裕太棋聖が河野臨九段に1目半勝ちをおさめシリーズ2勝1敗と一歩リードした。 第4局は2月15日(水)、16日(木)に静岡県伊豆市で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「井山大逆転、劣勢井山の勝負術」 「河野 勝勢から後退、名局のはずが・・・」
(週刊碁、見出しより)
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劣勢から驚異の粘りで逆転勝ちの井山棋聖、「粘りの名局」との評判でした。
敗れた河野九段、コウ絡みのヨセで失速・・・。
本局、終盤はコウ争いが焦点でした。河野九段はコウには勝ったものの勝負は無念の結果に。
ザル碁党の対局ではでよくあるケースですね。無用な意地が転落の道に・・・。
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本局の対局地は埼玉県川越市の「料亭 山屋」。
「世に小京都は数あれど、小江戸は川越ばかりなり」と謳われたそうですが、「小江戸」は他にも栃木市、香取市などがあるようです。
ただ「小江戸」、「小京都」という名称に抵抗を感じる人もいるようです。確かに「小××」では子分のようで・・・。
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