第41期名人戦挑戦手合七番勝負の第5局が10月12日(水)、13日(木)に静岡県熱海市「あたみ石亭」で行われた。結果は白番の井山裕太名人が3目半勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績を2勝3敗とし名人防衛に望みをつないだ。注目の第6局は10月26日(水)、27日(木)に静岡県河津町で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「井山追走、見えた!高尾の背中」 「高尾、足踏み」
(週刊碁見出しより)
○ ● ○
井山名人が冷静なシノギで2連勝、内容も充実しているようです。
敗れた高尾九段、石の流れがドーモ・・・。
これでスコアは井山名人が2-3(●●●○○)と追い上げムードですが、第6局との間にタイトル戦が2局(10/17:王座戦第1局/井山王座が余七段に勝利、10/21:天元戦第1局)が控えており、この過密日程をどう乗り越えるかだカギになりそう・・・。
一方の高尾挑戦者、あと1勝が遠い。次の第6局を落とすと完全に井山ペース、自分流を発揮できるか・・・。
○ ● ○
今回の対局地は静岡県熱海市「あたみ石亭」。タイトル戦ではお馴染みの宿です。
高級旅館のふれこみですが、宿泊プランのお値段を見ると庶民にはチョット・・・。
温泉旅館も格差が広がっているようです。
○ ● ○