◆書籍紹介
・書籍名:「七つの会議」
・発行:集英社文庫
・著者:池井戸 潤
・発行年月:2016年2月
◆内容紹介
どこにでもありそうな中堅メーカー・東京建電とその取引先を舞台に繰り広げられる生きるための戦い。だが、そこには誰も知らない秘密があった。筋書きのない会議がいま、始まる―。“働くこと”の意味に迫る、クライム・ノベル(犯罪小説)。
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「週刊碁/棋士の本棚(4月11日号、第117回)」は内田修平・七段の「七つの会議」でした。
作者の池井戸潤は「半沢直樹シリーズ」、「下町ロケットシリーズ」などのベストセラー作家。
読者を引きつける構成が巧みで今風なエンタメ系でしょうか。
醜い出世レースには不愉快な気分になりますね。
エンディングの「虚飾の繁栄か、真実の清貧か・・・」、時代を写しているようです。
内田修平・七段(26)は山梨県出身。大淵盛人九段門下。同門に奥田あや三段、堀本満成四段、田尻悠人四段、竹内康祐三段。大淵浩太郎四段。平成20年:新人王戦優勝、平成21年:若鯉戦優勝 、平成23年:名人戦リーグ入り・若鯉戦優勝
大淵門下生はテレビ、マンガ禁止の厳しい内弟子生活のようでしたね。
昨年の成績は25勝10敗、今期名人戦リーグに入ったものの4連敗と苦戦。飛躍に今一歩・・・。
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