【第11回春蘭杯世界囲碁選手権】
2年に1度開催される世界戦、第11回春蘭杯世界囲碁選手権の1、2回戦が3月19、21日に行われた。日本からは山田規三生九段、村川大介八段、一力遼七段、許家元三段の4人が1回戦から、河野臨九段がシードとして2回戦から出場。しかし、全員勝ち星を挙げることはできず、日本勢は姿を消した。ベスト8には、中国が6人、韓国が2人進出。準々決勝は12月に行われる予定だ。
【第2回日中竜星戦】
日本と中国の竜星位が争う、第2回日中竜星戦が3月16日に中国で行われた。日本竜星の結城聡九段と中国竜星の柁嘉熹九段が対戦し、黒番の柁嘉熹九段が中押し勝ちし、優勝を決めた。
【第17回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦】
日中韓3ヵ国の勝ち抜き団体戦、第17回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦の第13戦が3月4日に行われた。日本チーム5番手の井山裕太九段は韓国の5番手・李世乭九段と対戦したが敗れ、日本チームの敗退が決まった。3月5日に行われた最終第14戦では、中国チーム5番手の柯潔九段が李世乭九段を破り、中国の3年連続5度目の優勝を果たした。
(日本棋院HPより抜粋)
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「春蘭杯」では日本勢5名が1勝もできず敗退、北風の中で春蘭はいつになったら咲くのか・・・。
「農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦」では一力七段が第1ラウンド初戦から3連勝、第3ラウンドでは村川八段が中国・古力九段に勝利と健闘。日本のエース・井山六冠に期待が集まったのですが、無念の敗北・・・。
中韓に遅れをとって久しいのですが、これといった対抗策が見当たりませんね。井山クラスがどんどん出て来ないと・・・。
日本棋院では「GO・碁・ジャパン/囲碁ナショナルチーム応援募金」の募集をしていますが、ドーモ・・・。
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