天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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囲碁書籍「基本定石の周辺」

2016-02-26 20:30:00 | 本と雑誌

◆書籍紹介
 ・書籍名:「基本定石の周辺」~定石その後の進行を学ぶ
 ・発行所:日本棋院 ・著者:安斎伸彰七段 ・発行年月:2016年2月
◆内容紹介
定石は、主に序盤において、最善に一段落した形です。定石の完成は一段落であって、実戦ではその続きがあります。本書は定石その後、もしくは、定石完成後を読んでの定石選択を学ぶ一冊です。
なお、本書は『月刊碁ワールド』で連載した(2013年1月号から3年間)講座「基本定石の周辺」からテーマを厳選し、編纂したものです。

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『月刊碁ワールド』の連載では、結構ためになった講座という印象がありました。
ただ、これで棋力アップにつながるか否かは利用次第ということ・・・。

「定石を覚えて2目弱くなり」という川柳(?)があります。丸暗記ではなく一手一手の意味を理解することが大切とのこと。
確かに「定石外れ」を打たれ苦戦することもよくあります。これも丸暗記の弊害か・・・。

著者の安斎伸彰七段(30)は宋光復・門下、同門に平田智也七段、一力遼七段、風間隼二段と活きのいい俊英が揃っています。
NHK杯では山城九段に敗れてしまいましたが、真面目な印象がありましたね。

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1年前の記事(2015-2-26):囲碁書籍「定石を覚えよう」

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