天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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第39期新人王戦(志田vs一力)/1勝1敗のタイ

2014-09-19 21:21:45 | プロ棋戦

【第39期新人王戦決勝三番勝負第1局】一力が先勝!
第39期新人王戦決勝三番勝負・志田達哉七段―一力遼七段の第1局が9月11日に名古屋市の日本棋院中部総本部で行われた。結果は黒番の一力が半目し勝ちをおさめ先勝した。

【第39期新人王戦決勝三番勝負第2局】志田が勝ち最終局へ
第2局が9月17日に東京・市ヶ谷の日本棋院本院で行われた。結果は黒番の志田が中押し勝ちをおさめ1勝1敗のタイに戻した。どちらがタイトルを獲得するか、第3局は25日に名古屋市の日本棋院中部総本部で行われる。
     (日本棋院HPより抜粋)

      ◇  ◇  ◇

第1局は中盤でリードした一力七段(17)の半目勝ち、志田七段(23)の追い上げ届かずという一局でした。
第2局は一昨日の対局、志田七段が先行逃げ切りで勝ったようです。

新人王戦の出場資格は25歳以下、六段以下(第31期より)、タイトル獲得は1回限り(平成20年より)。今回決勝の両者は七段に昇段しており、今期が最後となります。若手棋士なら一度は手にしたいタイトルでしょうね。

新人王戦の第1期優勝は小林光一・名誉三冠でした。
ライバルだったタイトル最多記録の趙治勲さんは第2期の準優勝1回のみ、これ以降は昇段で出場資格がなかったのでしょうね・・・
平成四天王では山下、高尾、張は獲得していますが、羽根さんは準優勝2回(いずれも山下さんに敗退)でした。
女流では青木さんが第22期に準優勝(優勝は山田規三生)しています。

野球などのスポーツでもそうですが、新人王が必ず大成するわけでもありません。
本人の努力、周囲の環境、運などに左右されるんでしょうね。
大器晩成というケースもあるでしょうが、実力勝負の世界ではムズなようで・・・

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