先日、書店の囲碁の棚を物色していたところ「囲碁を愛したトヨタマン 」というタイトルに目がとまりました。
本の帯には「囲碁から広がる人間関係、囲碁が高める人間力」、サラリーマン囲碁ファンにはうれしいキャッチコピーです。
中味をパラパラとめくりながら何となく著者と「思い」が近いと感じ、購入してしまいました。
目次
1 はじめに ― 囲碁とのかかわりのあらまし
2 私の囲碁習得過程の特徴
3 仕事の中の囲碁(トヨタ自動車技術部)
4 トヨタ自動車囲碁同好会
5 元郷碁楽センター
6 日本棋院についての私感
7 囲碁に対する姿勢について
8 棋譜編
囲碁は近年、競技人口が減り、社内の囲碁同好会も参加者が少なくなった。「趣味を通じた、部を超えての人付き合いも難しい時代になった」と酒井さん。
私も企業の囲碁グループの役員を長年やってきましたが、実感ですね。
「効率優先」はもっともですが仕事を進めているのは生身の人間、ひとりひとりが喜怒哀楽を抱えて勤めています。
そこには人と人との潤滑油が必要だと思います。その潤滑油の一つが「囲碁」だと思っています。