第27回JAL杯世界アマチュア囲碁選手権戦は5/28~31、長崎県佐世保市のハウステンボスで行われ、平岡聡アマ八段(35)が7勝1敗で優勝した。第16回大会以来2度目で、日本としては5大会ぶり8度目。
平岡八段は7回戦で米国を下し6勝1敗とした後、8回戦で7戦全勝の中国を破った。この結果、7勝1敗で4人が並んだが、「スイス方式」の計算法によるポイントでトップとなり、平岡八段の逆転優勝が決まった。
▽最終成績
(1)平岡聡(日本)
(2)唐韋星(中国)
(3)趙大元(北朝鮮)
(4)洪満基(韓国)=以上7勝1敗
(5)陳乃申(香港)
(6)フン(米国)
(7)ポップ(ルーマニア)
(8)シュルト(チェコ)
(9)ゲルラッハ(ドイツ)
(10)ゲー(カナダ)=以上6勝2敗
(平岡は11大会ぶり2度目の優勝。1―4位、5―10位はポイント差による)
([2006年5月31日/共同] より抜粋)
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日本選手が優勝できてよかったですね。
平岡選手は途中、「時間切れ」で負けたそうですがこの時計が普段使用しているものと違い、勘違いしたそうです。それでも諦めずにその後の対局を勝ち、ポイント差で優勝を引き寄せてようです。
今大会、68カ国・地域の参加で最多だそうです。各国の代表選手も日本のテーマパークでの開催と主催者側の心尽くしの応対に満足されたようです。
これが一時的なイベントだけでなく、いつでもどこでも「心豊かな日本人」と呼ばれるようになりたいものです。
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今大会の開催地は長崎県佐世保市の「ハウステンボス」。
もう10数年前、まだ開園して間もないころ家族で訪れたことがあります。一日かけて色々なアトラクションを巡ったのですが、全部は見きれなかった記憶があります。
経営面で苦しい時期もあったようですが日本を代表するテーマパークとして、国内外から多くの来場者を迎えてほしいと思います。
(以下、ハウステンボスHPより抜粋)
・ハウステンボス誕生までの歴史
ハウステンボスの由来は・・・
「ハウステンボス」とはオランダ語で「森の家」。現在のオランダ国王ベアトリクス女王陛下がおすまいの宮殿「パレスハウステンボス」を忠実に再現する許可をいただいたところから、この計画は「ハウステンボスプロジェクト」と命名されました。
自然と調和しながらエコロジカルな環境を作り上げた干拓の国オランダの知恵と哲学に学び、生態系の保護と人間の快適な住環境の創造を両立すべく、最新のハイテクノロジーを駆使した新しい街づくりを目指しています。
ハウステンボスは大村湾に面した針尾島に1992年3月25日誕生しました。
152万平方メートルの広大な土地に、40万本の樹木を植え、30万本の花を咲かせ、全長6キロに及ぶ運河を巡らせました。
その街づくりは、干拓によって国づくりを行ってきたオランダの、400年の英知に学んだもので、「人と自然の共存」をコンセプトとしています。