私の宿の近くにある美味しい『傻瓜麵(中国語)』のお店を紹介します。
この『傻瓜麵』と言う呼び名は、台湾だけで使われている呼び名です。
名前の由来は諸説ありますが、私が二十四年前に麵屋のオヤジさんから聞いた由来をご紹介します。
昔、お店に来たお客さんが台湾語で「煠寡麵」(麵でも茹でてくれ!)と麵屋の主人に言ったそうです。
その時に、台湾語の『煠寡(sa̍h kuá)』と中国語の『傻瓜(sha gua / バカの意味)』と同じ様な発音言葉で聞き間違えたらしいです。
『傻瓜麵(中国語)』は『乾麺(スープの無い)』の事ですが、『傻瓜麵』の看板のあるお店でこの’乾麺’だけを注文する人はほとんどいません。
≪乾麺だけでは、ちょっと寂しいですから、他の『小菜(小皿の一品料理)」なんかと合わせると良いかと思いますよ。≫
豆干。(豆腐ですね。) あと、茹でて味付けした豆も。
炒手。(ワンタンのスープ無しと言った所でしょうか。一般にラー油などを入れて辛くして食べます。)
このお店の女将さんが発案した『摺り下ろした人参に付け込んだキムチ』絶品です。
『傻瓜麵』は、好みに合わせてラー油や醤油類等を自分で入れて味を調整していただきます。
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