ゲストハウス・プリ / Guest House Puli

日月潭、廬山温泉、合歓山(登山)等へ向かう拠点になる町≪埔里≫で生活する日本人オーナーの個人日記。

台湾の中心(地理上の)

2020年06月03日 | 名所案内

私の住んでいる『埔里』は、台湾の地理上の中心に位置しているので『台湾のヘソ』などとも呼ばれています。

上記写真の後の階段を登り切ると、台湾の中心点に行く事ができます。
この階段けっこうな距離があるので、普通にガンバッテも15分ぐらいは覚悟が必要です。


登り始めの所から入口を写しました。
ご覧のとおり、上り口は公園になっています。
公園の入口には『地理中心碑』と言う『石碑』がありますが、これはただの石碑、中心点ではありません。
(『地理中心碑』は、大通り沿いにあり駐車もできるので観光バス等が連日写真を撮る為に訪れています。)




途中何ヶ所かに休憩できる場所があります。




階段の途中の脇には昔すぐ横に存在していた能高神社(日本統治時代)の残骸も廃棄されています。



頂上に到着! これが台湾の中心点『地理中心』です。
ここへ来る方法は、階段の他に坂道(散歩コース)で上がってくるか、又は私に車かバイクで送らせる方法もあります。


すぐ隣には町を一望できる場所もあります。


登って来た階段。けっこうな距離でした。疲れました...



【追記情報】
埔里の正式な住所は『台灣南投縣埔里鎮........』となります。
埔里は南投縣の中にある中小規模の町になります。


【ちょっとご紹介/現在の南投県。※赤い部分】


色の濃い部分が埔里鎮です。

≪南投県。現在は、1市4鎮8郷。≫
区分  数  名称
市  1  南投市
鎮  4  埔里鎮 | 草屯鎮 | 竹山鎮 | 集集鎮
郷  8  鹿谷郷 | 名間郷 | 中寮郷 | 魚池郷 | 国姓郷 | 水里郷 | 信義郷 | 仁愛郷

因みに埔里の町は山に囲まれていて標高が500メートル近くあります。
町では、どこにいても周囲の山を見る事ができます。

こうやって見ると埔里は、やはり『台湾のヘソ』(地理的に台湾の中心に位置)ですね。
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カブトムシの季節が始まりました。

2020年06月03日 | 日記

【カブトムシ 場所:埔里市内。】
最近まで大雨が一日に何度も不定期で降っていたので、カブトムシたちがなかなか姿を現しませんでした。
昨日は珍しく雨がほとんど降らなかったので、夜間一斉に土の中から出て来た様です。
台湾のカブトムシを探すコツは、シマトネリコと言う樹を見つける事です。



昨晩は少なくても50匹以上のカブトムシを見る事ができました。
気温が少し高めだったので、私の懐中電灯の明かりにけっこう飛んで来ました。




私の日本の実家は横浜なのですが、台湾のカブトムシは関東地方に生息しているのとは少し異なる様です。
台湾にはクヌギ樹(日本ではカブトムシの定番)がなく、台湾ではアベマキです。
アベマキは外見はクヌギとほとんど変わらない『コルククヌギ』などと呼ばれている樹木で樹皮がコルクの様にとにかく分厚い。
いくら瑕を付けてもクヌギの様には樹液が出ません。
日本での一般に知られている生態系は、カミキリムシ等が樹皮に瑕をつける⇒出て来た樹液が暑さで発酵⇒発酵臭に虫たちが集まって来る。
この法則が台湾では成り立ちません。
台湾のカブトムシたちは、口の上にある硬い突起でシマトネリコの樹をゴリゴリ削りながら樹液を吸っています。


雄と雌。残りの生存期間は一ヶ月ほどです。急いで交尾相手を探して子孫を残さなければなりません。


土から出て来たばかりの様です。まだ土が付いています。



早く相手が見つかると良いですね。




コメント (2)
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