今日は、サラサーテの生誕日です(1844年)。サラサーテは、スペインの優れたバイオリニストでもあり、また作曲家でもあります。バイオリニストの方から見ると、当代の有名な作曲家が彼に協奏曲を献呈しています。
ラロ「スペイン交響曲」(初演1875年)
ブルッフ「バイオリン協奏曲第2番」(初演1877年)
サン・サーンス「バイオリン協奏曲第3番」(初演1881年)
などです。
作曲家としては、何と言っても「ツィゴイネルワイゼン」が有名ですね。「ツィゴイネル」は「ジプシー」、「ワイゼン」は「旋律」で、「ジプシーの歌」の意味です。バイオリンを勉強する人は、おそらく「名曲集」の本を練習曲と一緒に学ぶと思いますが、私も全音楽譜出版社の「演奏会用バイオリン名曲集」を勉強しました。全部で18曲入っていて、なぜか「古風なるメヌエット」(ラベル作曲、今見たらシャープが6つもあった!)は勉強しませんでしたが、残り17曲はみな勉強しました。その最後に置かれているのが、この「ツィゴイネルワイゼン」です。このような曲を自分がチャレンジするとは夢にも思いませんでした。始めた時は、易しい曲が弾ければいいやくらいに思っていましたから。でも先生から勧められて始めました。ダブル・ストップの所をシングルにしたところもありましたが、それでも何とか終えました。約1年かかりました。途中のゆっくりした旋律はいいですね。2回繰り返すのですが、もちろんボーイングは変えます。サラサーテというと、だれでも同じだと思いますが、やはりこの曲を思い出します。
他に、ビゼーの歌劇「カルメン」の旋律をパラフレーズした「カルメン幻想曲」が有名です。この曲は「のだめ」でも清良の独奏を聴くことができます。
サラサーテは、ブラームスやチャイコフスキーなどにも影響を与えています。バイオリンの歴史においては、欠かすことのできない優れた演奏家です。
ラロ「スペイン交響曲」(初演1875年)
ブルッフ「バイオリン協奏曲第2番」(初演1877年)
サン・サーンス「バイオリン協奏曲第3番」(初演1881年)
などです。
作曲家としては、何と言っても「ツィゴイネルワイゼン」が有名ですね。「ツィゴイネル」は「ジプシー」、「ワイゼン」は「旋律」で、「ジプシーの歌」の意味です。バイオリンを勉強する人は、おそらく「名曲集」の本を練習曲と一緒に学ぶと思いますが、私も全音楽譜出版社の「演奏会用バイオリン名曲集」を勉強しました。全部で18曲入っていて、なぜか「古風なるメヌエット」(ラベル作曲、今見たらシャープが6つもあった!)は勉強しませんでしたが、残り17曲はみな勉強しました。その最後に置かれているのが、この「ツィゴイネルワイゼン」です。このような曲を自分がチャレンジするとは夢にも思いませんでした。始めた時は、易しい曲が弾ければいいやくらいに思っていましたから。でも先生から勧められて始めました。ダブル・ストップの所をシングルにしたところもありましたが、それでも何とか終えました。約1年かかりました。途中のゆっくりした旋律はいいですね。2回繰り返すのですが、もちろんボーイングは変えます。サラサーテというと、だれでも同じだと思いますが、やはりこの曲を思い出します。
他に、ビゼーの歌劇「カルメン」の旋律をパラフレーズした「カルメン幻想曲」が有名です。この曲は「のだめ」でも清良の独奏を聴くことができます。
サラサーテは、ブラームスやチャイコフスキーなどにも影響を与えています。バイオリンの歴史においては、欠かすことのできない優れた演奏家です。