今日は生憎の雨。昼頃降り始め夕方からは結構な雨に。それでも大勢の人が詰め掛けていて、「熱狂の日」最終日を惜しむかのような人の波。丸の内近辺は今日は行かずに、会場の方へ直行した。
バッハのバイオリン協奏曲3曲を聴きにA会場へ。5千人のホールが埋まるのだから凄い。この3曲いずれも名曲である。バッハの家系は遺伝学的にもよく取り上げられるほど先祖に音楽家が輩出した家系である。バッハ以前の音楽家の努力で積み重ねたものが一挙にこの大バッハに集約されて溢れ出たかのように1000曲を越える作品群がJ.S.バッハの手から生み出された。そのどれもが傑作と言っても過言ではないが、わずか3曲しかない(実は残されたのがこの3曲ということらしい)バイオリン協奏曲はいずれも甲乙付け難い傑作である。何の努力もなしにこのような曲がペンから湧き上がるのであろうか。全く不思議としかいいようがない。バイオリニストでもあるジャン・ジャック・カントロフの指揮は、私は彼のモーツァルトの協奏曲で独奏を受け持った数枚のシリーズを愛聴しているが、彼のバッハは、自分が独奏者ならばこのように弾くというのを全面に押し出したような曲作りに感じられた。決して古典派・ロマン派だけの音楽家ではないことを認識した。
次はやはりバッハの「管弦楽組曲第2番」をメインとするB7会場でのコンサート。バッハの他に、1曲目ビバルディ、そして2曲目がヘンデルである。ビバルディは珍しくも「ピッコロ協奏曲」、独奏は高木綾子である。フルーティストはオケの中でピッコロに持ち替えることがあるから、何も不思議はないだろう。そして「管弦楽組曲第2番」はフルート独奏を伴うので、ネットで調べた時もまた会場でのパンフでも、フルートが誰とも記載してなかったので誰が吹くのかと直前まで思っていたのだが、3曲目も高木綾子が出てきたのでびっくり。計らずもフルートの演奏も聴けたのだった。それならなぜ演奏家の名前に「高木綾子(ピッコロ、フルート)」としてなかったのか?よくわからない。「高木綾子(ピッコロ)」の表記で誰しも、当然「管弦楽組曲第2番」も高木綾子の独奏と考えるのだろうか。ながなが書くほど拘ることがないかも知れないがそんなことを思ってしまう。2曲目のオーボエも含め、いずれも素晴らしい演奏だった。今回聴いた2つの演奏会はどちらも「お得なもの」と言っていいだろう。
来年のテーマは何なのだろう。恐らく発表されていると思うのだが、私はまだ目にしていない。帰り電車の中で、フランス、イタリア、スペインなどラテン系の音楽家を集めたものかな?などと考えたのだが、どうなのだろう。(今年がドイツ系中心だったので)来年も、事前によく勉強して、今年以上に楽しみたいと考えている。
バッハのバイオリン協奏曲3曲を聴きにA会場へ。5千人のホールが埋まるのだから凄い。この3曲いずれも名曲である。バッハの家系は遺伝学的にもよく取り上げられるほど先祖に音楽家が輩出した家系である。バッハ以前の音楽家の努力で積み重ねたものが一挙にこの大バッハに集約されて溢れ出たかのように1000曲を越える作品群がJ.S.バッハの手から生み出された。そのどれもが傑作と言っても過言ではないが、わずか3曲しかない(実は残されたのがこの3曲ということらしい)バイオリン協奏曲はいずれも甲乙付け難い傑作である。何の努力もなしにこのような曲がペンから湧き上がるのであろうか。全く不思議としかいいようがない。バイオリニストでもあるジャン・ジャック・カントロフの指揮は、私は彼のモーツァルトの協奏曲で独奏を受け持った数枚のシリーズを愛聴しているが、彼のバッハは、自分が独奏者ならばこのように弾くというのを全面に押し出したような曲作りに感じられた。決して古典派・ロマン派だけの音楽家ではないことを認識した。
次はやはりバッハの「管弦楽組曲第2番」をメインとするB7会場でのコンサート。バッハの他に、1曲目ビバルディ、そして2曲目がヘンデルである。ビバルディは珍しくも「ピッコロ協奏曲」、独奏は高木綾子である。フルーティストはオケの中でピッコロに持ち替えることがあるから、何も不思議はないだろう。そして「管弦楽組曲第2番」はフルート独奏を伴うので、ネットで調べた時もまた会場でのパンフでも、フルートが誰とも記載してなかったので誰が吹くのかと直前まで思っていたのだが、3曲目も高木綾子が出てきたのでびっくり。計らずもフルートの演奏も聴けたのだった。それならなぜ演奏家の名前に「高木綾子(ピッコロ、フルート)」としてなかったのか?よくわからない。「高木綾子(ピッコロ)」の表記で誰しも、当然「管弦楽組曲第2番」も高木綾子の独奏と考えるのだろうか。ながなが書くほど拘ることがないかも知れないがそんなことを思ってしまう。2曲目のオーボエも含め、いずれも素晴らしい演奏だった。今回聴いた2つの演奏会はどちらも「お得なもの」と言っていいだろう。
来年のテーマは何なのだろう。恐らく発表されていると思うのだが、私はまだ目にしていない。帰り電車の中で、フランス、イタリア、スペインなどラテン系の音楽家を集めたものかな?などと考えたのだが、どうなのだろう。(今年がドイツ系中心だったので)来年も、事前によく勉強して、今年以上に楽しみたいと考えている。