バッハは、1685年ドイツ中部の都市アイゼナハで生れ、1750年ライプツィヒで亡くなった。1750年は、音楽史におけるほぼバロック時代の後期の終りの年にあたる。
バッハは、その作品は、シュミーダーにより分野別、その中でのほぼ年代順にBWVの作品番号が振られ、作品を明示するのに大いに役立つ。BWV1からBWV1080である。ただ最近は、それを超える番号が付くものもあり、そのあたりの知識はない。
後に述べる、アルヒーフのバッハ選集を購入した時の特典にもらったものだろう。素晴らしい。
バッハについての基本知識は次の本により与えられた。
著者の角倉氏は、大学4年の時、授業でバッハについての講義を受けた。その時、どれだけ受け入れる知識があったか甚だ怪しいが、とにかく取って良かった。私にとってバッハと一つのつながりを持てたように思えた。当時まだ東ドイツの時代であった。バッハ所縁の都市は多くドイツ東部にあったが、角倉氏はそれらの都市を回ったような話をされた、ような記憶がある。(50年くらい前の話で、記憶違いもあるかも?)ある人物の研究者であれば、その人物がどのような都市の中で生活したか知りたくなるだろう。東側の国に行くのは大変な覚悟が必要な時期のことだっただろうから、特に私の記憶に残ったのではないかと思う。4年前、2020年に、私はライプツィヒに短い時間だったが行き、トーマス教会前のバッハ像に出会った。ただただ嬉しく思った。
バッハの作品をたくさん知りたいと思い、アルヒーフから11巻全部でジャストLP100枚のバッハの選集が出た時、躊躇なく購入した。本場アルヒーフのものであり、これはずっとそばに置いておきたい。
その数年後、CD時代になり、COMPLETEと銘打った作品集が出た。
全15巻、CD165枚に及ぶ全集。ずいぶん高額な買い物でしたが、真摯な編集、バッハに纏わる文化的背景など多くの知識を与えてくれるものとして購入した。書籍についてはこれからじっくり読んでいきたいと思う。
これらが出る前にも、様々なバッハのLP、CDを購入していた。処分しても惜しくないものもあれば、これは絶対に手離せないというものもある。その第一が、これだろう。
リヒテルによる、平均律クラヴィーア曲集、第1巻、第2巻の全曲である。ビクターより出されたものだが、他では見られない装丁によるものだ。それぞれLP3枚からなる。もちろんピアノによる演奏である。これは記念碑的演奏と言ってもいいだろう。遺してくれたことに感謝である。リヒテルについては演奏家編でまた書きたいと思う。
全集は、それこそCOMPLETEであるが、中に入っていないものがある。現在にその形で残ってなければ入りようがないが、それが次の曲集。
復元された6曲の協奏曲集である。たとえば、チェンバロ協奏曲第5番は、元はバイオリン協奏曲だったという。(この第2楽章を、バイオリンの演奏で聴くのが私は大好きです。)他では、このような企画はないのでは? これもそばに置いておきたいですね。
一番最後の番号、実際バッハ最後の作品になるBWV1080はフーガの技法である。楽器が指定されてないという。だから多くの演奏家によるいろいろな演奏形態が見られる。最初に書いた、角倉氏による授業の時、だれの演奏がいいですかと、直接質問しました。先生からの答えは、カール・リステンパルト指揮のザール室内管弦楽団によるものだった。もちろんこれも購入した。
全集にない曲も細かく見ればまだあったように思う。探したら、また付け加えたいと思う。またバッハの曲を後の人が編曲したものもありますね。全集には、第15巻「バッハとその周辺」に一部取り上げてありますが、これらについても、その一部を書いてみたいと思う。
バッハは、その作品は、シュミーダーにより分野別、その中でのほぼ年代順にBWVの作品番号が振られ、作品を明示するのに大いに役立つ。BWV1からBWV1080である。ただ最近は、それを超える番号が付くものもあり、そのあたりの知識はない。
後に述べる、アルヒーフのバッハ選集を購入した時の特典にもらったものだろう。素晴らしい。
バッハについての基本知識は次の本により与えられた。
著者の角倉氏は、大学4年の時、授業でバッハについての講義を受けた。その時、どれだけ受け入れる知識があったか甚だ怪しいが、とにかく取って良かった。私にとってバッハと一つのつながりを持てたように思えた。当時まだ東ドイツの時代であった。バッハ所縁の都市は多くドイツ東部にあったが、角倉氏はそれらの都市を回ったような話をされた、ような記憶がある。(50年くらい前の話で、記憶違いもあるかも?)ある人物の研究者であれば、その人物がどのような都市の中で生活したか知りたくなるだろう。東側の国に行くのは大変な覚悟が必要な時期のことだっただろうから、特に私の記憶に残ったのではないかと思う。4年前、2020年に、私はライプツィヒに短い時間だったが行き、トーマス教会前のバッハ像に出会った。ただただ嬉しく思った。
バッハの作品をたくさん知りたいと思い、アルヒーフから11巻全部でジャストLP100枚のバッハの選集が出た時、躊躇なく購入した。本場アルヒーフのものであり、これはずっとそばに置いておきたい。
その数年後、CD時代になり、COMPLETEと銘打った作品集が出た。
全15巻、CD165枚に及ぶ全集。ずいぶん高額な買い物でしたが、真摯な編集、バッハに纏わる文化的背景など多くの知識を与えてくれるものとして購入した。書籍についてはこれからじっくり読んでいきたいと思う。
これらが出る前にも、様々なバッハのLP、CDを購入していた。処分しても惜しくないものもあれば、これは絶対に手離せないというものもある。その第一が、これだろう。
リヒテルによる、平均律クラヴィーア曲集、第1巻、第2巻の全曲である。ビクターより出されたものだが、他では見られない装丁によるものだ。それぞれLP3枚からなる。もちろんピアノによる演奏である。これは記念碑的演奏と言ってもいいだろう。遺してくれたことに感謝である。リヒテルについては演奏家編でまた書きたいと思う。
全集は、それこそCOMPLETEであるが、中に入っていないものがある。現在にその形で残ってなければ入りようがないが、それが次の曲集。
復元された6曲の協奏曲集である。たとえば、チェンバロ協奏曲第5番は、元はバイオリン協奏曲だったという。(この第2楽章を、バイオリンの演奏で聴くのが私は大好きです。)他では、このような企画はないのでは? これもそばに置いておきたいですね。
一番最後の番号、実際バッハ最後の作品になるBWV1080はフーガの技法である。楽器が指定されてないという。だから多くの演奏家によるいろいろな演奏形態が見られる。最初に書いた、角倉氏による授業の時、だれの演奏がいいですかと、直接質問しました。先生からの答えは、カール・リステンパルト指揮のザール室内管弦楽団によるものだった。もちろんこれも購入した。
全集にない曲も細かく見ればまだあったように思う。探したら、また付け加えたいと思う。またバッハの曲を後の人が編曲したものもありますね。全集には、第15巻「バッハとその周辺」に一部取り上げてありますが、これらについても、その一部を書いてみたいと思う。