西洋音楽歳時記

旧称「A・Sカンタービレ」。07年には、1日1話を。その後は、敬愛する作曲家たちについて折に触れて書いていきます。

「春」に因む曲

2007-03-01 11:10:24 | 音楽一般
以前(1年前)、次のような文を書いていました。(少し文を変えます)

《春は一年の最初の季節ということで、新しいことを始めたくたくなりますが、前から考えていた、音楽歳時記みたいなことを記したいと思います。先ずはその最初ということで、春に因む曲を取り上げると、
①J.シュトラウス2世の「春の声」
②メンデルスゾーンの無言歌集の中の「春の歌」
③ベートーベンのバイオリン・ソナタ第5番「スプリング・ソナタ」
④シューマンの交響曲第1番「春」
⑤ワーグナーの「ワルキューレ」に「君こそ春」というソプラノの歌

「春の声」では、断然にカラヤン指揮のウィーン・フィルを振った1987年の「ニューイヤーコンサート」の演奏をあげたい。ソプラノの入ったこの演奏は、他に代え難いすばらしいものだ。カラヤンが「ニューイヤーコンサート」を指揮したのはこの1回だけだったが、素晴らしい映像をすぐれた演奏とともに残してくれたことに感謝したい。

歳時記には全然なってないですが、このようなメモ書きをもとに、いつか366日を曲とお勧めの演奏とで1冊の本にする(その中にはぜひとも西洋音楽史的な要素も取り入れたい)というのが夢ですが、退職してからでしょうね、実現するのは。しばらくはメモ書きの状態でしょう。》

今ここで書いているのはその第一歩を踏み出せたかなと自分で思っていますが、全然上に書いたことには遠いし、「本に」などは夢に終わることはわかっていますが、独り言はこれからも続けたいと思います。

他にも春に因む曲がありました。
・モーツァルト K.596 歌曲「春への憧れ」
以下はシューベルトのリート作品です。
・D.587 春に寄せる(詩 シラー)
・D.686 春の信仰(詩 ウーラント)
・D.882 春に(詩 シュルツェ)
・D.911-11 春の夢(詩 ミュラー)
・D.919 春の歌(詩 ポラック)