西洋音楽歳時記

旧称「A・Sカンタービレ」。07年には、1日1話を。その後は、敬愛する作曲家たちについて折に触れて書いていきます。

チケット入手

2009-09-05 20:35:25 | 音楽一般
チケット、そう今日発売開始の(一般への)、のだめコンサートのチケットです。

この「西洋音楽歳時記」は2006年の暮、「A.S.カンタービレ」のタイトルで始まった。その年、9月に始まったフジテレビ「のだめカンタービレ」の最終回がその年の12月25日だった。その日、DVDレコーダーに録画して、東京国際フォーラムに出かけ、たまたま奥村愛さんのコンサートと軽部氏とのおしゃべりを楽しく聞かせてもらった。

あれから3年近くがたった。テレビでの国内編の放送の後、要望が多いとはいえ、国際編は無理なのではと思ったが、何と2008年、去年のこと、正月に2夜に渡る国際編が放送された。とても楽しめた。そしてその後映画化の要望があってもこれはできるかな、と思っていたら、ウィーン国立歌劇場で撮影があったというではないか。かつて1977年のツアーで行った時、幸運にも、その内部を見ることができた。その歌劇場で、たまたま1日開いた日に撮影がなされたという。歌劇場始まって以来ドラマの撮影で使われるのは始めてのことだという。この映画が年末と来年はじめにかけて2度にわたり、映画館で上映されるという。もちろん楽しみにしている所であるが、それを記念し、今回の「のだめコンサート」が開催されるということだ。これまでも何回かコンサートは行われたが、行くことはなく終わってしまった。しかし、今度は何とかチケットを手に入れて、行けないものかと考えていた。10時の発売開始後、「混雑しています、後ほどおかけ直しください」(ネットでのことであるが)、との画面表示。希望の日の表示が一時売り切れ、×印になった時は、もう駄目か、と思ったが、何回かしているうちに、繋がった。2席が取れた。かくして行けることになったのである。

10月31日、午後1時開演である。最近は仕事上の忙しさから、コンサートに行くどころではない状態が続いているが、この日は大いに楽しみたいと思う。2階席だが、エネルギッシュな演奏は会場の隅々にまで届くことだろう。5000人も入るところは普通クラシック音楽の会場にはなりえないだろうが、東京国際フォーラムのÅ会場は別格なのかもしれない。