kenharuの日記

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秩父別から芦別へ

2013-07-25 | 旅行記
道の駅「鐘のなるまち・ちっぷべつ」の朝。

グワ~ン!グワ~ン!という大音響に、驚いて眼を覚ました。
枕もとの時計を見ると、まだ5時59分である。
それから6時4分までの5分間、鐘の音が鳴り続けた。
まさに名前どおりの「鐘のなるまち」だが、道の駅の脇には住宅もある。
苦情が出ないのかなぁ・・・

道の駅の周囲は、広い芝生の公園、パークゴルフ場、野球場、総合運動場、そしてその先には広大な農地が、まっ平らに、果てしなく広がっている。
広々とした素晴らしい土地なのに、日帰り温泉の前には、こんな看板があった。

実質的にはタダである。
人口が減り続けているのだろう。


自宅を出て10日経ったが、今日は最後のキスゲのツボミが開いた。

キスゲは一日花である。出発以来、隔日ぐらいに新しい花が開き、遅くなるにつれて花が小さくなった。この花は最初の半分ぐらいのサイズである。
切花にして旅のお供に連れてきたものだが、よくもまあ水だけで、最後まで頑張って咲いてくれたものだ。

今日は曇天で涼しい。
道の駅に隣接するパークゴルフ場で遊んだ。

一年ぶりにワンラウンドを回って、ボクはかろうじてパー。
カミさんにスコアを尋ねたら、「数え切れません」だって。

パーク後は、昼食、読書、そして昼寝。
その後、国道233を南下し、道の駅「ライスランドふかがわ」に立ち寄ってから、いったん国道12号に出て東に進んだ。
再び、南に向かう地方道4号に入ると、車がほとんど通らない峠道になる。
山間を縫う川沿いの道だが、北海道らしくない、棚田や段々畑の風景が続いた。

田んぼサイズは、四国や九州の棚田みたいに小さくはないが、向こうの山裾まで、全ての田んぼが緩やかな段々になっている。

これは蕎麦の段々畑。

北海道では珍しい眺めである。

まもなく、今夜のねぐらである道の駅「スタープラザ芦別」に到着した。
駅の後方には吊橋と、五重塔みたいな建物と、巨大な観音像(高さ88m)が並んでいて、眼を引いた。

五重塔みたいな建物の前には、ホテル三十三間堂と見事な庭園がある。
かつて仏教テーマパークとして建設されたものらしいが、どれもが何億円もかかっていそうな構築物ばかりである。

地方を走り回っていると、突然、こんな場面に出くわすことがある。
どんなリーダーが、どこから資金調達して作り、今の財政状態はどうなっているのだろうかと、他人事ながら心配になる。
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