カトリック社会学者のぼやき

カトリシズムと社会学という二つの思想背景から時の流れにそって愚痴をつぶやいていく

ネット・ミサに与る(復活節第2主日)

2020-04-19 15:33:08 | 教会

+主の平和
関口教会からの復活節第2主日のごミサに与りました。今年(A年)4月19日午前10時からでした。今回はテレビのYouTubeでしたので、よく見え、よく聞こえました。便利な世の中になったものです。視聴者数も5000を超えていたようです。

 

 

「聖書と典礼」は手許にはありませんでしたが、「教会暦と聖書朗読」を持っているので、朗読箇所はわかります。福音朗読はヨハネ20:19-31でした。イエスが弟子たちに現れ、トマスに「見ないで信じる人は幸いである」と言う場面です。といっても画面にはすべての式文が文字で表示されるので、困ることはありませんでした。

菊池大司教様の司式でした。岡田大司教様とは違った個性をお持ちのようで、お説教もわかりやすいものでした。お説教(の原稿)は、司教様のブログにも掲載されていますが、復活節第二主日は、教皇ヨハネパウロ二世によって、「神のいつくしみの主日」と定められていたことを思い起こさせてくれましたし、教皇フランシスコが、2015年に「いつくしみの特別聖年」を始められたことも思い起こさせてくれました。お説教の最後は「いま、困難に直面する世界の直中にあって、わたしたち自身がまず、神の愛といつくしみに身をゆだね、それをあかししなければなりません。分かち合うものとならなければなりません」ということで、今日のお説教のキーワードは「いつくしみ」のように聞こえました。

「共同祈願」も現在の苦境からの救いを願うもので心を打つものでしたし、閉祭の歌はグレゴリオ聖歌でした。こういうごミサのライブ中継が、いつまで続けられるのか、続けざるを得ないのか、はっきりしませんが、こういうネット中継や動画が病人や老人をどれだけ力づけてくれることか、関係者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

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