産経新聞の論調も知らないのか?知らないふりなのか?
知らないふりならこの校長は間違いなく無自覚的左翼思考の持ち主・・・・・・まぁ無教養のほうか?!
当然、その教師も左翼的傾向の方ですね。問題の出し方が誘導的作為に満ちています。
賛否の意見を載せてするならましだったのだ。
まぁ学校での購読紙がマイニチ新聞っていうのも左翼学校らしい選択ですからね。問題の根はそこからだな。毎日の政治面って、赤旗のそれと大差ないのにね。
しかしこのような者を校長にした責任は都教委にある。
校長研修で何を教えているのだろう?都教委も同じく〇〇ですな!
教養のない者でもできるのが校長!(笑)
↑ 松が谷コウコウ
↓ 平野コウチョウ
「赤旗や聖教新聞じゃないからセーフ」… 靖国参拝批判出題を容認する発言を繰り返した都立高校長
東京都八王子市の都立松が谷高校の「政治・経済」の学期末試験で、安倍晋三首相が昨年12月に靖国神社に参拝したことを批判的に報じた毎日新聞の紙面を添付し、意見や説明などを求める出題をしていた問題が波紋を広げている。国会では下村博文文部科学相が「極めて不適切」と批判。東京都教育委員会も指導や処分を検討中だ。だが、校長は問題発覚当初、この出題を「悪くない」と言い切り、不適切さにまったく気付いていなかった。
「イデオロギー教育で極めて不適切」
「一面的な評価だけを提供し、予備知識のない高校生にとっては靖国参拝批判に誘導されかねないようなイデオロギー教育になっている。極めて不適切だ」
4月16日の衆議院文部科学委員会。義家弘介(ひろゆき)氏(自民)が、この問題について「これがイデオロギー教育の現実だ」と指摘した上で見解を問うたところ、下村文科相は強い口調でこう批判した。
さらに、苦々しい表情でこうも付け加えた。「こういう教育が現在、行われていること自体、ゆゆしき問題だと思う。適切に対応しないといけないと思う」
この問題は、同日付で産経新聞が報じた。出題されたのは今年1月に行われた3年生の「政治・経済」の学期末試験で、出題したのは50代の男性教諭だった。
添付された紙面は「靖国参拝 首相が強行」「政権1年周到準備」「米政府『失望した』」「失われた国益大きい」との見出しで、首相の靖国参拝を批判的に報じたもの。
設問は「安倍首相の靖国参拝に対し、中国・韓国は厳しく批判した」と説明。その上で(1)「自分の思うことを自由に書きなさい」(2)「中国・韓国はなぜ批判しているのか。中国・台湾・韓国と日本との関係は『戦略的互恵関係』にあるが、それを無視してまで、なぜ安倍首相は参拝したのか。アメリカはなぜ『失望した』のか。説明しなさい」-と尋ねた。
「職員室で購読していたのがたまたま毎日新聞だった」
産経新聞は4月14、15の両日に、電話で同校の平野篤士(あつし)校長に取材した。記者は「確かに首相の靖国批判へと誘導する恐れのある不適切な問題だった」といった趣旨の回答がかえってくるものと考えていたが、平野校長の回答は予想とは正反対だった。
報道では、紙面の都合上、平野校長の見解をすべて掲載できなかったので、取材の主なやりとりを掲載することで補いたい。
記者「問題を出題したのは間違いないですか」
校長「そうです。毎日新聞を使用した経緯についてですが、私どもの職員室で購読しているのがたまたま毎日だったということです。特に銘柄指定で、という意味で使ったわけではないということでした」
記者「記事は総理の靖国参拝を批判するものです」
校長「そうですね。どちらかというと『失望した』とか、『失われた国益が大きい』という書き方の記事ですよね」
記者「この記事だけをみると、やはり、記事にあるような批判的な見方でしか答えが見いだせない」
校長「なるほど。新聞によって確か批判的な論調で書かれている新聞、そうでない新聞がありましたよね。仮に、載せた記事が、赤旗など特定の政党の機関誌や、聖教新聞など特定の宗教の新聞だったらまずいと思いますが、一般的な全国紙6紙の中の一つなので、新聞のチョイス(選択)自体は、公平的で、問題ないと思います」
「(1)の『自由に意見を書きなさい』という出題もセーフだと思いました。(2)の設問は、最初から問題ないと思っていました。つまり『説明しなさい』ということは『是か非かを述べなさい』ということではないですよね。『自由な意見を書きなさい』だったら、これには反対とか、これには賛成とか。実際に、ほとんどの生徒が、是か非かの意見を書いた。まったく是非を書いていない生徒もいたそうです。非で書いた方の生徒は、いわゆる内政干渉という問題で書いたそうです。是の方は、要するに、この(記事の)意見を切り取った形で『確かに国益を損なった』と書いた生徒はいたそうです」
「(2)の『説明しなさい』については、政治的背景を説明しろということで、私の見方としては、高校3年に出すには少し難易度が高いきらいはある。ただ是非を問うものではなく、『説明しなさい』ですので、政治的背景を分析させることについては、問題としては決して悪くないと思います」
記者「学校で購読しているからとか赤旗でないからとかではなく、この問題は一般紙の中でも議論が分かれている問題です」
校長「なるほど。私は6紙全部見ていないので。私は読売だったので、読売は特に問題ないという論調でした」
記者「議論が分かれている問題の、一方の記事だけを載せて説明を求めると、こっちの方が正しいのかと生徒が誤解しかねない。載せるのであれば、もう一方の記事も載せるべきではないですか。これだけを読むと、何の情報も持っていない生徒にとってみれば、これが正しいのかと受け止めてしまいかねない」
校長「なるほど。それは、教員の立場から言うと、6紙全部比較して、これに賛否の意見があるということを知って、テスト問題に、例えば6紙のうち賛成のものと反対のものと、賛否を明らかにしていないものを全部問題として入れるのはなかなか難しいのではないかと」
記者「私はそんなことを言っているのではないです。6紙とかではなくて、先生方なら議論が分かれている問題と当然把握しているはず。一方の意見だけを載せるのはフェアではないのではないですか」
校長「そういうふうにお考えということなんですね。なるほど。ごめんなさいね。当然、把握しているとおっしゃっているが、産経新聞さんは、もしかすると、私の想像なんですけど、まったく(参拝は)問題ないという記事を書かれているのかなと類推するんですが。私も当然、新聞は一紙しか読んでいないから。だから類推の上で、もしかしたら、賛成的に書いている新聞もあるかもしれないし、ないかもしれないし、非常にそこは難しい。一般的には、私どもは6紙については、極端にどこが偏向しているとか、どこをっていう形ではなく…」
記者「6紙なんて別に一言も言っていません。議論が分かれている問題で、一方の批判的記事だけを載せて、生徒に問うのは誘導的なものがあるのではないかと聞いているんです」
校長「私は特にはないと思います。そういうことを誘導する意図では出題してはいないと思います。誘導する意図はないし、本人もその意図で新聞をチョイスしていないと言っております。あくまで公費で買った新聞の記事を引用しただけ。たまたま手元に公費で購入したのが毎日新聞であって、その毎日新聞が批判的な記述だったということです」
再取材に「今は誤解を与えかねない問題だったと思っている」
採点は、どうやって行われたのだろうか。平野校長は「(首相の靖国参拝の)是も非も、是非をいっていないものも、意見の記述量によって採点しており、まったく公平中立に行っているということだった」と説明しており、採点に不備はなかったようだ。
一方、関係者によると、この男性教諭は授業中に「君が代を歌う社会科教師はいない」とも語っていたとされるが、平野校長はこう釈明した。「彼が『かなり前の時期なので記憶は曖昧だが』と断った上で言ったのが、『社会科の教員の中では、君が代を歌う先生は少ないのではないか。もしくは、あまりいないのではないかという自分の推測で言ったことはある』ということだった。『あなたは歌いますよね』と尋ねたところ、『当然、歌います』と言っていました」
平野校長は取材の最後に「念のため、申し上げておきたい」と断った上で、こう述べた。「私は校長として、先生方に『公教育ですので教育内容の公平中立は必ず保ってください』という話を常々しています」
だが、そうであるなら、なぜ平野校長は、下村文科相や都教委がそろって「不適切」との見解を示したこの出題を「悪くない」と言い切ったのだろうか。平野校長の言う「公平中立」とは、一体何なのだろうか。
5月1日、改めて平野校長に見解を尋ねた。
記者「今も不適切な出題ではなかったという見解ですか」
校長「あの(報道の)後、多数のいろいろな意見をいただき、冷静に考えてみると、出題した教諭本人に誘導する意図はなかったとはいえ、誘導しているという誤解を与えかねない出題だったと今は校長として思っています」