仮面の告白『雲の上の虹』

この世の誉・不正・不道徳・破廉恥・権力者を追及し、無害なことも記録しつつ、雲の上の虹をめざす枕流亭の日記(日乘)

真夏の不可思議:菅内閣支持率若干の向上:低姿勢が支持だって!?

2010年08月10日 | 不可思議
 先の国会中継を聞いていて、なぜ菅内閣の支持率が上がるのか理解できない。よくて横ばいしかないと思っていたからだ。
  あの国会答弁の日和見さ、官僚の入れ知恵風の回答!

   テレビ朝日系の「低姿勢が支持された」という分析は笑わせてくれる!

  私は先に、2ヶ月くらいの短期間で首相が変わるのはさすがに恥ずかしい、という消極的な理由で菅再選支持がなされていると判断していた。とりあえず菅の実力を観ようではと云うにすぎない。

  しかし、それだけではないようだ。

  まず自民党がダメなのだ。自民党の政権担当能力は菅内閣より低いと思われているのだ。そしてその考えは残念ながら間違っていないようにも思える。

  次に、菅を引きずり降ろそうとする小沢系議員の暗躍、いや表立っての活動に国民がいわゆる「小沢アレルギー」をもったこと。小沢系の首相ならまだ菅の方がましと云うこれまた消極的な思い。

  最後に最大の理由がこのままでは我が国が経済的に沈没するという危機意識が蔓延してきているのではないか!?

  しかし、民主党内閣では売国的政策が相変わらずなされるのだ、それは結局我が国が、沈没するという選択でしかないのだ。


  一部に「だったら小沢にやらせよ!」と云う声がある。これもある意味正論だ。しかし、そのためには彼自身がおのれの身に降りかかっている数々の汚点についてしかるべき説明してからだ。

  「小沢首相」で真夏の不可思議は完結か?

  例によってTBSと共同通信の調査が他と比べ際立って違うのが面白い。他は支持・不支持が拮抗しているのにこの両者は不支持が8%ほど多いのだ。これは有意味差だ。
  世論調査ってのも不可思議!




世論調査のうちの感情に関わる回答は
安易なだけにうつろいやすいのだ!



菅内閣の支持率微増38% 共同通信世論調査

 共同通信社が7、8両日に行った全国電話世論調査で、菅内閣支持率は38・7%と前回7月調査の36・3%から2・4ポイント微増した。不支持率は前回52・2%から7・4ポイント減り44・8%。菅直人首相が消費税率10%発言をした6月以来の支持率下落傾向が止まった。9月の民主党代表選で当選してほしい人では菅首相が最多だった。

 8日の長野県知事選の推薦候補当選と併せ、菅内閣や民主党が参院選大敗からの党勢後退を脱して反転攻勢に転じる契機とできるかが焦点だ。ただ内閣支持率は依然低迷しており、菅首相にとって再選を目指す代表選が大きな関門である状況に変わりはない。

 内閣支持理由は「ほかに適当な人がいない」が8・6ポイント増の38・8%で最多。不支持理由トップは「経済政策に期待が持てない」の22・3%。民主党支持率は0・6ポイント増の32・3%。自民党は1・9ポイント減の25・7%、みんなの党は0・9ポイント減の15・4%だった。

 代表選で当選を望む人は菅首相が37・2%でトップ。前原誠司国土交通相14・6%、岡田克也外相7・8%、小沢一郎前幹事長5・3%、原口一博総務相4・7%、と続いた。出馬に意欲を示す海江田万里氏は2・7%だった。 


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