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遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

谷口ジロー久住昌之

2024-04-08 16:02:42 | アニメ・コミック・ゲーム
散歩もの
「孤独のグルメ」コンビにこんな作品もあったとは、ソニーでみつけて何となくダウン、主人公は文房具会社で部長を勤める中年男性、吉祥寺に奥さんと住んでいる、学生の頃はバンドをやってた、散歩とちょっとした買い物が趣味、とエッセイ風マンガに見えてどことなくシュールなこと他の久住作品と同じ、谷口の絵が徹底してリアルなので・・・って別にミスマッチではないのだが

私は東京を知らないので井の頭公園って東京都内にあるものとばかし思ってた、何と三鷹市だったの?ある章では井の頭公園駅の近くに住んでる昔のバンド仲間の家から吉祥寺の自宅まで深夜1時間以上かけて歩いて帰る

ある時は京王電車の線路に沿って歩きながら「この辺は駅の間隔が狭い」とか言って高井戸駅から乗る、だがその前の駅っでのが井の頭公園(そこでバンド仲間にバッタリ)おいおい、これをシュールと言わずして何と言うんだ?

その時絵本専門の古本屋をみつけてそこで「しあわせな王子」を買う、学校で読んだけどどんな話だったかな?とか言って、朝倉摂が絵を描いてる、何とぜいたくなと思ったらこの本ちゃんと実在してるのだ
「エジプトへ行くんじゃありません、僕は死ぬんです」というツバメのセリフは「とおいしらない国へ、王子様さようなら」になってる、そっか「お手にキスしていいですか」「くちびるにしてくれたまえ」はお子様にはちょっとってか
「天使がツバメの亡骸と王子の心臓を持って天へ昇って行くというラストは全く印象にない、その前があんまし悲し過ぎて」と主人公は思う、私はそのシーンはっきり記憶してるにゃ、けど久住がこのページ要らないと思ったのもよくわかる、悲し過ぎるラストだってよいじゃないかと大人は思うのだ、いやわからんけど(こちら)

というわけで(だういうわけで?)とりあえずアップ

4/11追記ー主人公は「しあわせな王子」を教室で読んでたんだよね、だったら休み時間が終わって先生が「本の後始末」と言ったので「王子様さようなら」の時点でしまわなくちゃいかんくなったって可能性ないかにゃ?私もさういうことがあった、その本が何だったのか今となっては全く思い出せぬのだが(確か後でオワリまで読んだ、でも記憶にないということはたいした内容じゃなかったんだらよ)

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