事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

映画につっこめ2

2014-11-18 12:36:46 | 映画
ささら さや ささら さや
価格:(税込)
発売日:2013-09-11

あの電車はオモチャじゃないそうである、実在の駅に着いた実在の電車、街も山も全て本物、怪獣が壊すためのセットじゃない、本物をミニチュアっぽく見せる特殊な撮影法(そう言えばそんなん聞いたことはあるにゃ)を使ったとのこと、ファンタジー映画だからファンタスティックな雰囲気を出すためらしい、となるといったいどこの駅なんだろと思ったらWikiにちゃんと載ってた、秩父鉄道の終点「三峰口」、なるほど納得(何がだ?)、ついでに言うと「ささら」の隣は「しくろぐち」になってる、「三峰口」の隣は「白久=しろく?」、これ見るだけで地元のというか知ってるヒトならアッハッハってなるわけよね(うらやましいと思う元乗り鉄)、秩父鉄道の電車は2両だが西武電車や東武電車がたまに乗り入れてるとのこと、道理でえらくいっぱい(数えてない)つながったのも映ってたな、あれも作り物じゃなかったんだ

台本リライト(ユウスケがさらわれた後みんなが顔を合わせて)
久代「ユウ坊の親権はサヤさんにあるんだ、虐待とか育児放棄とか重大な落ち度がない限り母親から簡単に赤ん坊を取り上げられるわけはないんだよ」(このセリフほぼ元ネタのまま)
夏「さすが久代ちゃんはよく知ってるね」(これも)
久「だからよーく考えてみるとあわてて身を隠すって判断はマチガイだったんじゃないのかねー」
珠「そんな、何を今さら」
久「聞けば葬式に現れたのはお父さんと部下らしい男たちだったんだろ(それもかなりガラ悪い、もしやヤー様?って思ったもんな)、奥さんはいないんじゃないか、忙しい男がどうやって乳離れもしてない赤ん坊を育てようってんだい?」
サ「そんな考えてもいなかった・・・」
久「弁護士を立ててちゃんと話し合えば和解できたかもしれないだろ」
エリカ「弁護士なんて向こうの息がかかってるに決まってるじゃないの」
夏「だったらこっちも頼んだらいい、知り合いを紹介するよ」(これも元ネタで言ってたこと、実現しなかったらしいけど)
サ「和解ってどんな?」
久「たとえばサヤさん親子がオヤジさんと同居するとか同居はしなくても近くに住むとか、オヤジさんの援助があれば生活はずっとよくなるハズじゃないか」
珠「それじゃ私たちがユウ坊に会えなくなっちゃうわ」
サ「私もこの街に住みたいです、ここは私の家なんだし」
久「ヒトに貸せば今度はちゃんと家賃が入るよ」(ちょっと前までこの家には久代さんが住んでいた、この辺の事情元ネタでもどっか曖昧)
エ「ちょっと久代婆ちゃん、もしもさ、もしもだよ、サヤと幽霊のダンナさんがもっとしっかりしてて弁護士を立ててオヤジさんと和解してたらサヤとユウスケは佐々良へ来なかったってこと?」
久「そう、でもって私はまだこの家に住んでて息子が戻って来た(あれ?何かそんな話も元ネタにあったよな)・・・じゃない、そもそも映画そのものが始まらなかったから私たちはここのセットにいなかった」
全員(ダイヤ含む)「イヤだあ、そんなの!!」
エ(ダイヤに)「そらアンタだってイヤだよね、あんだけ苦労してセリフ言ったのに」
久「どうやら台本の設定ミスっぽいね、でもこのままつっぱしるしかないんじゃないか?」
ここでサヤのケイタイが鳴る、「ユウちゃんのお父さん」から-以下略

こんな映画は・・・・・あるわけないよな、やっぱ

追記-これはもう絶対作者の責任だと思うけど久代さんは最初「インテリには違いないけどミステリマニアでド派手ないでたちのとにかく変な婆さん」だったのである、「小学校の元教頭」(これは続編の設定)は後付けだった、でも久里子さん演じる久代さんはいかにもそれ(元教頭)っぽいスタイル(見りゃわかるけどカッコイイ)、純子さんのお夏さんがいかにも旅館の女将っぽい和装なのと同じ(元ネタのイラストはダサいワンピース、そも彼女はデブという設定)、映画だからしかたないけど彼女たち若過ぎだよなあ・・・(何を今更)

もう一つ追記-元ネタでおかしいと思ったこと、久代さんの家に本棚がなかったって、そんなんあるわけないだろっての!!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿