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遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

井沢元彦

2023-11-07 17:53:41 | 本と雑誌
歴史から読み解く日本人論
何回か聞いてるネタも多いけどけっこう面白かった
いわく「日本では話し合いが絶対」中学生や高校生の女の子が男に体を売ってもそれが合意の上ならかまわない、いや本人たちはかまわないと思っている「日本には売春防止法というモノがあるから」などと言ったところで・・・
いやそのよく誤解されるんだが売防法は別に女が体を売ることを(でもって男が女の体を買うことを)禁止してるわけではないのだにゃ、禁止されてるのは「女郎屋」つまり女に体を売らせてアガリをかすめる商売をしてはダメなのである、と思う、実を言えば六法全書のこの項を読んだのは(正確には職場の先輩に読んでもらったのは)40年以上前のことで記憶定かでない一面もあるのだが、ずっと後に佐野さんの小説で「単純売春は違法ではないんだそうです」という女の子をセリフを見てあーさうかと思ったのであった、体を売ってる女が捕まることはない(さう書いてある小説はマチガイ、いやたまにあるんだわにゃ、さういうの)
中学生や高校生が体を売るのも男がそれを買うのも法律で禁止されてるからいけないわけではなく(ヒトを殺してはいけないのは法律で決まってるからというのとは違って)道徳的に好ましくないからいけないので、なぜ好ましくないかと言えばこれはけっこうむつかしい問題なのでアル、ともあれ学校で教えるのはメッチャむつかしいだらうしましてや親が子供に教えることでは・・・・だと思わない?

いわく「自民党の総裁を話合いで決める、選挙をやると怨念が残るから」
アハハ意外とそれ正論じゃない?USAの現状を見ればわかる、怨念残りまくりじゃん

話変わって結婚式の誓い「病む時も健やかなる時も富む時も貧しき時も死が二人を分かつまで固く貞操を守る」とはだういうことか
結婚すればいろんなことがある、いつも健康ではいられない、だが病気になったからと言って離婚してはダメ、収入がなくなることだってあるかもしれないけど貧乏になったからって離婚してはダメ、だけどどっちかが死んだらそれでオシマイ、残った方は自由にしていいよ
ハイごもっとも、だけど現実問題としてキリスと教文化圏でもこれは建前だよね、ブッデンブローク家を読んでてあっと思ったのがそれ「夫が経済力を失ったら離婚してもいい」と法律で決まってる、へえドイツ人って意外にリアリスト、いや今はだうなってるか知らんが・・・・・

そして・・・日本人は死と血をケガレとして嫌う、さういうことに関わる職業のヒトを徹底して差別した、ヨーロッパ人種にはこれが全く理解できない、見た目も言葉も全く同じヒトたちを何で差別するのか?
あのさ、見た目が違ったら差別してもいいわけ?ってこれ私が言ったんじゃないよ、確か竹中労だったと思う、詳しい文脈は忘れたけど映画「橋のない川」に抗議するヒトたちに対して
いやそれもちょっと違うんだよにゃ、そんじゃインドのカーストはだうなるの?あれだって何千年も前には人種が違ったのかもわからんけど今更見た目で区別はつかんハズ、職種による差別じゃないの?今だうなってるかは知らんが差別のことを言うならインドの件は必須だと思うよ

ああ呑んだくれたせいで面倒になって来たので今日はここまで、明日があるかだうかはわからない

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