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遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

カー短編集

2015-05-12 12:07:12 | 本と雑誌
これまた連休中に丸善でゲトして来たモノ、既読である、絶対既読なのである(強調することか?)、「かぎ煙草入れ」よりは後だったが「髑髏城」よりは前、つまりカーの探偵で最初に出合ったのが(たぶん)マーチ大佐だったのだ、2番目の「空中の足跡」が印象的だったのでもう一回読みたいと思ってたんだがなかなかみつからなかった(と思う)、創元社の在庫一掃シリーズに感謝(違うって?)

新透明人間-読んでるうちに思い出した、ああ、あれか(トリックは忘れてたけど)、ハメられたことに全く気づかない主人公(?)が気の毒、これをおかしい(アッハッハと面白いって意味)と思うヒトもいるんだろな
空中の足跡-悪知恵が働くわりに全然後先考えてないマヌケな犯人がいい、好きだよ、こういうの、一回やったらオワリだけどさ(そら何でもさうだ)
ホット・マネー-意外な金の隠し場所・・・そんな都合よく目撃者がいるもんか(そこかよってそこさ)
楽屋の死-簡単に人間を入れ替えるなよ(あ、これネタバレ?)
暁の出来事-死んだふりにアッサリ騙されるなよー(あ、これもネタバレ)
二つの死-そっくりな他人なんていると思う?(これはネタバレじゃない)
目に見えぬ凶器-返り血のことを忘れてないか?
めくら頭巾-かわいそうな殺し方するんじゃねえ!!

てなわけで3番目以後は完全に忘れてた、何となく気に入らない犯人のことは忘れちゃうもんなのかも(少なくとも私は)、マーチ大佐に似たキャラでマーキス大佐というヒトもいたハズだがこれは別の本に出てきたらしい、こちらも細かいとこは忘れたし、いずれ買うかな?